スクウェア・エニックスが、複数の買い手候補が関心を示しているという報道を受けて、「売却に関して検討している事実はなく、そのような提案を受けた事実もない」とのコメントを発表した。
「ファイナルファンタジー」や『Outriders』の開発で知られるスクウェア・エニックスに対し、複数の買い手候補が関心を示しているという、事情に詳しい銀行関係者2人からの情報を得たとCTFNが伝えた。その後、Bloomberg Japanがこのニュースを報じ、それに対してスクウェア・エニックスがコメントを発表した。
「本日のBloomberg社の記事にて、複数の買い手候補が当社に対して関心を示している旨の報道がなされましたが、当社が発表したものではありません。当社内にて、当社若しくは一部事業の売却に関して検討している事実はなく、そのような提案を受けた事実もございません」とプレスリリースには記されている。
両サイドの話がどちらも本当だと考えることも可能だ。スクウェア・エニックスに関心を示している買い手はいるが、スクウェア・エニックス自体には売却の意思はないということだ。とはいえ、アナリストのデイヴィッド・ギブソンが指摘しているように、銀行関係者がスクウェア・エニックスについての「ビジネスを軌道に乗せ」ようとしているという可能性もある。
ギブソンの考えの裏づけとしては、この報道ののちにスクウェア・エニックスの株価が12%上昇したとBloombergが伝えている。これは過去8カ月間で最高額となる。
ビデオゲーム関連の買収はビッグビジネスになりつつある。昨年だけでも、マイクロソフトがZeniMaxを75億ドルで買収、Epic Gamesが『Fall Guys』のMediatonicを抱えるTonic Games Groupを取得、Take-Twoが関心を示していたCodemastersをEAが取得している。
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