
クックパッドでも1年を通して人気のある食材「豆腐」。朝、昼、晩ご飯、どんな食事でも使いやすく、常に冷蔵庫にストックしている方も多いのではないでしょうか? だからこそ、食べ方は意外とマンネリしがち。そこで、2020年11月に『まいにち豆腐レシピ』を出版された、豆腐マイスターの工藤詩織さんに豆腐の魅力や飽きずに食べる方法について聞きました。 ◇ ◇ ◇
お米が苦手な私の主食が「豆腐」だった
私が豆腐を食べるようになったのは小学校低学年の頃。白米があまり得意ではなかった私は、白米の代わりにお豆腐を食べていました。同じ頃、メタボを気にし始めた父が、健康のために毎朝近所のお豆腐屋さんから豆乳を買ってくるようになり、工藤家の大豆生活が本格化しました。 豆腐好きな私はもちろん豆乳も大好き。毎朝、父が買ってくる豆乳を飲むのが習慣になっていたのですが、その習慣もお豆腐屋さんの廃業によって途絶えてしまいました。しばらくはスーパーの豆腐を食べていたのですが、時を経て、大学院生になった時に、たまたま学校の周辺にお豆腐屋さんがあり、大豆生活を再開することになりました。 大学の専攻が日本語教育だったこともあり、周りには多くの留学生がいました。イスラム教徒で豚肉を食べられない人や、ベジタリアンでお肉が食べられない人もいる中で、豆腐だったら安心して食べられることに気が付き、あらためてその万能さに感動して、豆腐マイスターの資格を取得をしました。
意外と知らない!豆腐の種類と、食べるときの温度
おすすめのレシピのご紹介の前に、まず豆腐の種類についてお話しておきたいと思います。一般的に認知されているのは、「木綿」か「絹ごし」の2種類だと思いますが、実は、豆腐には4種類あるんです。3つ目が、豆乳ににがりを入れ、おたまですくって盛り付ける「寄せ豆腐」、4つ目は、豆乳と凝固剤を容器に注入後に密閉し、その後加熱をして凝固させる「充填豆腐」です。パックの中にお水がなく、みっちりと豆腐が入っています。使い切れる小分けサイズのものから常温保存が可能なものまで、最近は、この充填豆腐が増えてきているんですよ。 そして、種類のほかに知っていただきたいのが、食べるときの温度や火の入れ方。例えば、これからの時期においしい湯豆腐。実は、強火でグツグツ煮てしまうとせっかくの豆腐のおいしさを逃してしまうんです。湯豆腐というのは、おいしくお豆腐が食べられる温度に温めて食べるのが正しい食べ方。ほどよく温めることによって、豆腐本来のうま味や香りを存分に味わうことができるんです。煮るのではなく、温めるということだけでも覚えていただけると、今までよりもおいしく食べることができると思います!
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