社会福祉法人あゆみ福祉会の菓子店「工房しゅしゅ」(東近江市上羽田町)が、県産の食材をふんだんに使った焼き菓子「あんど」を開発した。昨年十二月にオープンした東京・上野の店舗では、多い月で千百個を売り上げる人気で、湖国の味覚のPRに一役買っている。 (斎藤航輝)
焼き菓子は白あんに県産食材を混ぜ合わせ、甘塩っぱいサブレ生地で包んだ和洋菓子。味は白あんに混ぜる食材によって変わり、市内産のユズやイチゴ、土山や永源寺産の茶葉など六種類ある。
法人は仕事量の安定と賃金の向上を目指し、十年ほど前から独自で菓子を開発。中でも、地酒の酒かすを使った生チーズケーキは、全国から七百五十点の応募があった観光庁認定の「世界にも通用する究極のお土産」の九点に選ばれるなど、評判となっている。
ただ、チーズケーキは常温で持ち運びができず、アルコールが苦手な人や子どもには手に取りづらいのが課題だった。二〇二〇年度は新型コロナウイルス禍で売り上げが半減するなど苦境にも立たされたが「時間が空いた分、新商品の開発ができる」と前向きに受け止め、四カ月ほどで焼き菓子を考案した。
東京メトロ銀座線の上野駅改札内に新店を開業したの...
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