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去年まで名古屋市の給食費は政令市の中で最も安く、「あまりに質素すぎる」と指摘されていました。 今、全国の小中学校で農薬や化学肥料を使わない「オーガニック給食」の導入が注目されていますが、名古屋の小学校でも導入が決まりました! 農薬や化学肥料を使わない有機食材を使った「オーガニック給食」。 愛知県東郷町の南部保育園の28日の献立は、地元で採れた有機栽培の小松菜を使った和え物です。 (Q:味はどうだった?) 「おいしかった」 「(小松菜が)シャキシャキだった」 (園児) 東郷町では、おととしから全ての公立保育園や小中学校で、地元農家から仕入れた有機野菜が、多いときには献立メニューの4割にもなる「オーガニック給食」を導入。 その有機野菜は子どもたちが収穫することもあります。 「『すごくおいしい』といって食べている。野菜が安心して食べられるのは一番いい」 (南部保育園・年長担当 村中文乃さん) そもそも、なぜ「オーガニック給食」の導入に舵をきったのでしょうか。 町長に伺うと…。 「田んぼや畑が近くにあり、農家の方々と子どもたちがふれあいながら。農家の皆さんが作った食材を給食で…そういう考えからスタートしている」 (愛知・東郷町 井俣憲治町長) 一方、「名古屋でもオーガニック給食を実施してほしい」という保護者の意見を受け、28日の市議会で、全ての市立小学校でオーガニック給食を、ことしの2学期から導入することが決まりました。 オーガニックの食材を扱うのは、政令指定都市では初めてです。 ちなみに、名古屋の給食といえば…。 「切り干し大根と高野豆腐の割合が どんどん増えている」 (市議) 去年まで名古屋の給食費は、政令市の中で最も安く、切り干し大根や高野豆腐の出る頻度が高く「あまりに質素すぎる」と指摘されていました。 「名古屋の給食は12万食。オーガニックの食材は、食卓に届くまでに作り手の手間暇や苦労がかかっている。味わってほしい」 (名古屋市教育委員会・学校保健課 片岡進矢課長) 名古屋市では、まずはオーガニックバナナからスタートするということです。
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