E3(Electronic Entertainment Expo)は、ゲーム業界団体ESAが主催するゲームの祭典だ。同イベントは2020年および昨年2022年には、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止。2021年には開催されたものの、オンラインのみでの実施となった。今年のE3 2023については、オンラインとオフライン双方で実施予定。オフライン会場での開催はおよそ4年ぶりとなる。また、PAXなどの大型イベントを手がける、イベント・メディア運営企業ReedPop とのパートナーシップも明らかにされていた(関連記事)。
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WIN3では、従来のクラムシェル形状からスライダー形状に変更されたこともトピックの1つ。かつて2006年にソニーがリリースした「VAIO type U」に酷似したフォルムで、これまた話題作となった。ただWIN3のキーボードが静電容量によるタッチ方式に変更されたのが弱点だった。もちろんこれによって薄型軽量化できたのだろうが、WIN 2までは物理ボタンであったため、ユーザービリティの面からすれば「退化」していた。
さらに、ゲーム内の解像度を下げ、GPU側で超解像を行なうことで負荷を下げフレームレートを向上させる「Radeon Super Resolution」(RSR)が利用できるのも、Ryzen 7 6800U内蔵GPUの特徴の1つなのだが、これもポートレート液晶だとうまく動作しないことがある。例えばStrayは、解像度を下げると排他的フルスクリーンが強制されるのだが、縦長の画面をレンダリングして横長で出力しまい見切れてしまう。そのためRSRを組み合わせてもうまく動作しない。
WIN4ではネイティブでランドスケープ表示になったので、これらのエラーや不具合とは無縁になったわけだ。ランドスケープ液晶の採用は「WIN Max 2」に続くものとなったわけだが、これによりWIN4はWIN Max 2と並んでゲームとの互換性が最も高いUMPCになったと言っていいだろう。
最後に一通りベンチマークとバッテリ駆動時間のテストを行ないたい。今回は「PCMark 10」、「3DMark」、「Cinebench R23」、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」、「Forza Horizon 5」および「アサシンクリードヴァルハラ」を用いてテストを行なう。比較用に、先日レビューした「ONEXPLAYER Mini Pro Ryzen版」の結果を並べてある。今回は試用時間が短かったため、TDPはいずれも28Wで揃えた。
結果を見れば分かる通り、ほぼONEXPLAYER Mini Pro Ryzen版と同じ性能を発揮した。WIN4は一回り小さいということもあり、ONEXPLAYER Mini Pro Ryzen版とまったく同じ性能にはならないようだが、実際のゲームではわずかに解像度が低いこともあり、画面いっぱいに表示させるなら、わずかに高いフレームレートを達成できる。
Chromebookあるあるのタッチスクリーンではないものの、代わりにリフレッシュレートが120Hzなので、高リフレッシュゲームのストリーミングが可能なNvidia GeForce NowやXbox Game Passユーザーならありがたいスペックですね(ゲーム端末欲しいなと思ったら、したいゲームやサービスの条件とマシンスペック比較は必須です)。