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Thursday, February 27, 2020

伝説の家政婦・志麻さん流。節約食材でおもてなし料理(ESSE-online) - Yahoo!ニュース

「沸騰ワード10」(日本テレビ)や「プロフェッショナル仕事の流儀」(NHK)など、テレビや雑誌で大活躍の“伝説の家政婦”・志麻さん。
フレンチシェフの経験をもとに、家庭でできる料理をおいしくするワザや、いつもの食材でつくる華やかなメニューが大人気です。

志麻さんの絶品チキンソテー。いつもの材料でプロの味に

ここでは志麻さんに、節約食材でつくれる華やかなおもてなしレシピを教えてもらいました。

志麻さんに教わる!節約食材でつくれる華やかなおもてなしレシピ

●おもてなし料理は、大皿盛りで!

自身もよく友人を招いてホームパーティーをするという志麻さん。もてなす側も、もてなされる側もリラックスできるのは「大皿盛り」と言います。

「一皿ずつ盛って出すのは、洗い物が増えて大変、というのもありますが、人それぞれ好き嫌いがあるので、一人ずつ盛ってしまうと苦手なものだったときに無理をさせてしまいますよね。ドーンと盛って、好きなものを好きなだけとってもらうスタイルの方が、気がラクかなと思っています」

●鶏モモ肉もむきエビもロール状にすれば華やかに

下の皿に美しく盛りつけたのは、フランス料理のひとつ「ガランティーヌ」。難しく感じてしまいそうですが、材料は鶏モモ肉、鶏ひき肉、むきエビ…と身近な食材ばかり。

「鶏肉に野菜を巻くだけではやや寂しいけれど、ひき肉やむきエビなどタンパク質を入れるとグッとおもてなし仕様になります」

鶏ひき肉と、たたいたむきエビを鶏モモ肉で巻いて、ラップでしっかりキャンディー状に包みます。上からアルミ箔で包み、たっぷりの湯で15分ほど煮たら完成です。切り分けてトマトをソース代わりに散らし、バジルの代わりに青ジソをちぎります。

●ホウレンソウは”焦がし”バターで炒めてレストラン風に

副菜も少しのアイデアでおしゃれな仕様に。ホウレンソウのバター炒めは定番ですが、バターにしっかり火入れをして”焦がしバター”にして炒めると、おもてなしにもぴったりな奥深い味わいに変わるとか。

「フライパンにバターを入れ中火にかけたら、バターが溶けて大きな泡が小さな泡に変わり、さらにパチパチという音がなくなって泡が消えるまで待ちます。そこでニンニクとホウレンソウを加えてさっと炒め合わせると風味が食材に移り、普段とは違う味に仕上がりますよ」

おもてなしにも、変わった食材や、スパイス、特別な材料は必要ないのが志麻さん流。
「変わった食材は一切なし」「超簡単&シンプルにつくれる」家庭料理を集めた『志麻さんのベストおかず』(扶桑社刊)が好評発売中。ここで紹介した以外にも、普段の食事からおもてなしにも使えるレシピがたくさん掲載されています。ぜひチェックしてみてください。

<撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【タサン志麻さん】
国内外のフレンチレストランで修行ののち、“より自由で簡単なフランスの家庭料理を伝えたい”と、家政婦に。著書に『志麻さんのベストおかず』(扶桑社刊)などがある

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February 27, 2020 at 01:12PM
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