旬の産直食材がズラり。
コロナ禍でSOS発信の生産者に支援の輪広がる！
外出自粛により飲食店は大きな打撃を受けたが、それは飲食店に食材を卸していた生産者も同様。そこでコロナ禍を機に、消費者がこれまで直接的なつながりを持てなかった生産者から直接食材を購入する動きが広がっている。生産者にとっては行き場のなくなった食材を消費者が購入してくれることで経済的にも助けられ、消費者にとっては新鮮な食材が安値で手に入る。つまり、どちらにとってもメリットがあるのだ。ユーザーは『ポケットマルシェ』『食べチョク』といった、農作物のマーケットプレースを利用するのが手っ取り早いが、一方でSNSにより独自に情報を発信し、大きな反響を呼んだ『高知かわうそ市場』のようなケースもあるのがおもしろい。
直売所感覚でお取り寄せ『ポケットマルシェ』
生産者が旬の食材を出品・販売するオンラインマルシェ。「＃新型コロナで困っています」「＃訳あってお買い得」などのハッシュタグ検索も可能。
岩手県花巻市で「白金豚プラチナポーク」を生産する高橋誠さん。Tボーン（300〜400g）、2100円などを販売。
一流シェフのレシピ食材が買える『食べチョク』×CHEF-1
生産者から直接商品を購入できる「食べチョク」では、日本のスターシェフが集うプロジェクト集団『CHEF-1』によるレシピ動画付き食材を発売中。企画は突然終了する可能性もあるそうなので、興味がある人はお早めに！
使っている食材はすべて新型コロナウイルスの影響で販路を失った生産者によるもので、利益が還元される。
無名の養殖カンパチが一躍有名に『高知かわうそ市場』
高知県須崎市内の事業者を応援する目的でスタート。出荷先を失った野見湾の養殖カンパチをTwitterでPRしたところ、3万件を超えるリツイートとなった。
須崎野見湾産カンパチはお試し2人前で2800円（税込み）。薄くスライスして「カンパチしゃぶしゃぶ」にすると絶品！
外食需要向けに届けられるはずだったカンパチは20万匹。その大半は出荷できず行き場を失っていた。
※食材サービスの料金は、併記されている場合を除き、別途送料などがかかります。また各サービスのメニューは取材時のもので、変更や在庫切れの場合があります。
取材・文／高山 恵
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September 03, 2020 at 12:19AM
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コロナ禍で飲食店に卸せなくなった食材を生産者から直接取り寄せられるSOS発信の宅配フードサービス3選 - @DIME
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