アップルは11月11日、プロセッサをインテルから自社設計の「Apple Sillion」に変更した新型Macbook Airなど、3機種を発表した。それぞれ11月17日から発売する。
Apple Siliconとして、iPhone向けのAチップをMac向けに改良した「M1」チップを搭載する。電力あたりのパフォーマンスで、従来のPC向けプロセッサよりも高い性能を持つことが特徴。前モデルが搭載していたプロセッサに比べ、CPU性能が3.5倍、GPU性能が6倍になり、バッテリー稼働時間は2倍になるとうたう。
新OS「Big Sur」との組み合わせで、iPhoneやiPad向けのアプリケーションを初めてMac上で動かすことができる。
デザインは変わらず
M1チップを搭載した新型Macとして、MacBook Air、MacBook Pro、Mac miniを発表した。いずれも基本的なデザインは変わらず、ディスプレイサイズも同じ。MacBookはそれぞれわずかに厚みと重量が増した。
MacBook Airは、冷却のためのファンをなくしたファンレス構造を新たに採用。CPU速度が前モデルの3.5倍にアップしたほか、M1チップの電力性能の強化により、前モデルよりも6時間長い、ビデオ再生最大18時間を実現した。価格は10万4800円(税別)から。
MacBook Proは、CPU速度が前モデルの2.8倍にアップ、バッテリー駆動時間はビデオ再生で最大20時間まで増加した。価格は13万4800円(税別)から。またデスクトップ型のMac miniはCPUが3倍高速になった。価格は前世代から値下げし7万2800円(税別)から。
アップルは今後2年間で、Macのプロセッサを順次Apple Siliconに置き換えていく計画だ。
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