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Monday, December 14, 2020

今すぐ買えるワイヤレスヘッドホンとイヤホンのカテゴリ別ナンバーワン決定戦 - ギズモード・ジャパン

ジングルベール♫の音が聞こえてきそうな今日この頃。

私も今年はサンタさんにワイヤレスヘッドホンを頼もうと思っていました。だってコロナ禍に愛用していたJabraを失くし、肩を落としているんですもん。なんで完全ワイヤレスイヤホンってあんなに小さくて失くしやすいんでしょうね。それに比べておっきなノイキャンヘッドホンはうっかり落として失くす心配はありません。でも持ち運びにはかさばるし…ね、と迷っているわたしやあなたに、米Gizmodoのバイヤーズガイドをお届けします。


ワイヤレスヘッドホンは日夜進化を遂げています。新型のあらゆる端末からヘッドホンジャックが消えてなくなりつつある昨今、ワイヤレスでユビキタスな未来のために投資するのは理にかなった行動でしょう。音楽を聴くため、または動画を見るためだけでなく、外界の騒音を遮断するというためだけであっても、ワイヤレスヘッドホンは強い味方になってくれるのです。もちろん用途によっても、どのヘッドホンがよいか選び方は変わってくるかもしれません。じゃ、どうすればいいのさ~。という、そんなヘッドホン難民なあなたのために、米ギズモード編集部がテストにテストを重ねた結果をお伝えします。

音楽を聴くため、長距離ジョギングのため、ファッション性重視、機能性重視…と人の好みは多岐にわたります。用途によってどのヘッドホンがよいかが左右されます。また完全ワイヤレスイヤホンとの違いやそれぞれのメリットについても触れていきます。

2020年クリスマス目前

2020年は電子機器メーカーにとっても苦難の年となりました。製造も配送も遅れに遅れ、新製品が消費者の手元に届くタイミングも狂ってしまいました。それにもかかわらず、新機能を備えた新製品は市場に投入されていましたが。

ソニーファンが待ちに待ったWH-1000XM4ワイヤレスノイキャンがついに市場に登場したばかりでなく、2020年にはRazer(レイザー)のOpusが、値段を抑えながらWH-1000XM4のサウンドクオリティに迫ると話題になりました。Samsung(サムスン)もAirPodsのライバルである豆イヤホンこと、Galaxy Buds Liveを出しています。こちらは現状市場に出回っているどの完全ワイヤレスイヤホンよりもフィット感がよいと評価されていますし、 アクティブノイズキャンセリング機能もついています。 さらに、Jabraも完全ワイヤレスイヤホンののEliteシリーズに初のアクティブノイズキャンセリングをつけた新製品を投入しています。

さて、ジングルベルの音が聞こえてきました。クリスマス商戦の開始です。小売店においてもコロナ禍の遅れを取り戻さんとばかりに、ヘッドホンの値下げ合戦が繰り広げられることが予想されます。恒例世界の家電市ともいわれるCESもすぐそこ。さらに新製品が登場する可能性がありますので、ここら辺で在庫を一掃させておきたいところでもあります。ということは今がお買い得かもしれないということ。


廉価ワイヤレスもどき非完全ワイヤレスイヤホンのナンバーワン

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Photo: Caitlin McGarry

どんな人のためのもの?

完全ワイヤレスイヤホンもさまざまなラインナップがそろっていますが、あまりに小さなイヤホンに、失くすことを恐れる人もいるでしょう。また完全ワイヤレスイヤホンではバッテリーの持ちが物足りないという人もいます。そんな人にはコレ、完全ワイヤレスではないワイヤレス。コードで首にかけられるタイプのもの。

ギズモードのおススメ:Beats Flex (5,400円

非完全ワイヤレスにするなら、コレです。完全ワイヤレスは高すぎて手が出ないという人にも、ワークアウトするときに安定性を重視する人にも、AppleのBeatsブランドは完璧な商品を展開してくれています。Beats Flexは軽量かつ価格帯に対して音質もそこそこよく、iPhoneとの相性も期待通りのシームレス

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ケーブルでつながったタイプのワイヤレスを考えているなら、オプションは無限です。しかもとことん安い。Jaybirdはランナーのためのすぐれた製品を展開しています。Tarahは3,900円と廉価イヤホンのラインナップでもお買い得なセレクション。これよりも少し高いTarah Proは品質もぐっとよくなります。非完全ワイヤレスなら、これらをおススメします。


廉価なワイヤレスヘッドホンのナンバーワン

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Photo: Adam Clark Estes/Gizmodo

どんな人のためのもの?

サウンドにこだわる人、またヘッドバンドタイプのヘッドホンにこだわる人のためのもの。それでいてお金はかけたくない人に。また機能が充実していなくたってそれほど気にしない人。

ギズモードのおススメ:Jabra Move (7,600円

Jabra Move はワイヤレスヘッドホンの初心者でも気軽に手を出しやすい価格設定です。どんな端末ともシームレスにつながってくれます。サウンドの質も文句なし。快適で軽量なのに壊れやすい感じがしません。定価は1万2000円ですが、現在JabraではAmazonで値下げセールを行なっています。ということは新しいモデルが出る予兆でもあるのですが、それにしても7,600円は安い。

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Jabraで約7,000円という激安の値段設定は通常あり得ません。その他の高品質なワイヤレスヘッドホンは最低でも1万円~2万5000円はするでしょう。Sony Extra Bass超低音ワイヤレスヘッドホン(1万6980円)も悪くありません。特に低音にこだわりがなくったっていいんです(低音のバス・ブーストは切ることができます)。 V-ModaのCrossfadeワイヤレスは非常に耐久性が高く、サウンドも最高です(日本のAmazonでは最低で2万9000円)。JBLのEverestシリーズもよい製品ラインです。JBL Everest 700モデルは小売価格で200ドル(約2万800円)ですが、 リファビッシュモデルは45ドル(約4,800円)程度から探せます。


ノイキャンヘッドホンのナンバーワン

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Photo: Andrew Liszewski/Gizmodo

どんな人のためのもの?

飛行機でのお出かけが多い人や、喫茶店や電車での移動時に音楽を聴いていたい人、またはオープンタイプのオフィスで働く人たちで、騒音から逃れたい人に。

ギズモードのおススメ:Sony WH-1000XM4 (4万円)

ソニーのワイヤレスノイキャンヘッドホンは引き続き市場を席巻しています。シリーズの最新版で、ソニーは従来版に細かな改良を加え、さらに快適に、さらに軽量に、着脱もしやすく、特に人の声を拾うようにノイキャン機能も向上しています。ユーザビリティも大きく向上して、ユーザーが話すことで環境サウンドモードに切り替わります。なのでヘッドホンを外すことなくスムーズな会話が実現します。 日本での販売価格4万円は高額な部類に入りますが、その価値はあると思わせてくれる品でもあります。 サウンドのクオリティは最高。そしてノイキャン機能は比類なきすごさを見せてくれます。

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BoseのQuietComfort IIも同じくらいの値段で万人に愛されるヘッドホンであります。とてもよいヘッドホンです、ただSony WH-1000XM4にはかなわないというだけです。そのほかには、Bowers & Wilkins PX(日本の小売り価格5万8000円)も、ノイキャンはソニーに負けているものの、サウンドはすばらしく、音楽ファンなら満足できるはずです。見た目もすばらしいです。でもそこまでお金をかけたくないという人は、300ドルのJBL Everest Elite 750NC(日本の小売り価格2万8900円)をオススメします。見た目の派手さは劣りますが、機能的にはこれでも十分です。


「完全」ワイヤレスイヤホン

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Photo: Caitlin McGarry

どんな人のためのもの?

バッテリーの持ち時間もよく、耳のフィットも調節できてアクティブノイズキャンセリング機能がある.…など、さまざまな機能が搭載されたBluetooth接続型のイヤホンがほしい人

ギズモードのおススメ:Jabra Elite 85t (2万6800円)

後述のElite 75tよりも上位機種です。アクティブノイズキャンセリング機能は調節が可能で、自然なサウンドが売りです。サウンドの質ははっきり言ってAirPodsよりいいです。 音楽の再生もANC(アクティブノイズキャンセリング)も手元でコントロールできるのがうれしいオプションです。バッテリーの持ち時間も良好です。連続使用で5.5時間、使わないときにケースにしまっておいた場合で最長31時間(ANCオフの状態)。2万6000円だとANC搭載機種としては最安値。また機能性も抜群です。

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Sennheiser(ゼンハイザー) のMomentum、True Wireless(3万6300円)は、編集部でテストした中でももっともサウンドのよいイヤホンでした。Master & Dynamic MW07も快適なイヤホンですが、インパクトには欠けます。サウンドがそこそこのもので接続性のよさを考慮するならApple AirPods(1万8000円)が人気でオススメです。新しいモデルのAirPods Proも素晴らしい出来です。Samsung Galaxy Buds Live(1万5990円)も、スマホをSamsungにしている人には魅力的でしょう(もちろんiOS端末でも使えます) 。


スポーツするときの完全ワイヤレスイヤホン

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Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo

どんな人のためのもの?

ジムに行って汗を流すのが好きな人には、ワイヤレスイヤホンがオススメです。汗水垂らしている人にヘッドバンド型は暑すぎますし電子機器は汗に弱いですから…。

ギズモードのおススメ:Jabra Elite Active 75t (1万7622円)

汗に強いモデルは、2019年のモデルになりますが、このJabraの通年使える完全ワイヤレスイヤホン。スポーツするなら絶対にオススメ。値段も下がっています。ソフトウェアもアップグレードしているので、アクティブノイズキャンセリング機能も使用できるようになっています。機能的にはElite 85tともまったく見劣りしません。 しかも、フィット感は85tよりもよくさらに防水の等級 IPXもこちらが上です。ワークアウト時も安心。JabraのHearThrough機能は、環境音を聞き取れる工夫が凝らされており、Jabraのアプリまたは左のイヤホンのスイッチでオンにすることができます。エコライザーはカスタマイズ可能で、サウンドも好みに合わせて微調整が可能なのもうれしいオプション。Jabraのスポーツタイプ、Elite Activeは市場でもっともすぐれたスポーツイヤホンです。

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PowerBeats Pro(2万3800円)はElite Active 75tのライバル的存在ですが、値段はぐっとお高くなります。安定したイヤーフックが欲しい場合はこちらが買いかもしれません。編集部でテストしたイヤホンの中でも、最も安定性が高かったのもこのイヤホンです。 台風の中でも外れないイヤホンはこれだけかもしれません。AppleのAirPods Proも汗には強いモデルです。こちらもイヤーチップは数種類あって交換が可能です(Appleは当然のことながら、約3万円とお値段も張りますが…)。


最高のサウンドの完全ワイヤレスヘッドホンとイヤホン

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Photo: Adam Clark Estes/Gizmodo

どんな人のためのもの?

音楽ファン。ワイヤレスヘッドホンの機能なら、何をさておいても音質を最重視する人のためのもの。音質以外は考慮しないという人。

ギズモードのおススメ:Sennheiser Momentum (3万6000円~4万円)

最高のサウンドを求めるあなた。ヘッドバンド型にするかイヤホン型にするかで迷っているあなた。そんなあなたにはSennheiserのMomentumシリーズ以外にありません。最近デザインを刷新した4万円クラスのMomentumワイヤレスヘッドホンは、米Gizmodo編集部がテストした中でも最高クラスです。3万円代のMomentum完全ワイヤレスイヤホンも、はっきり言って驚異的。そうなんです。どちらも高額なのが玉に瑕。最高を求める人には、お値段も最高のものを要求するというわけ。

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ユニークなものが好きな人は、4万円代のBowers and Wilkins PX7(オーバーイヤー型) またはPX5 (オンイヤー型) がうれしいチョイスかもしれません。サウンドクオリティは高く、素材もカーボンファイバーとおしゃれ。5万円超えのBeoplay H9iも高級感が魅力です。Bang & Olufsen(バング&オルフセン)のデザインは贅沢なデザインです。 ついでにお金が余っているなら、それよりも高額な5万6000円のMaster & Dynamic MW60も悪くはありませんよ。お金に糸目をつけないなら最高のものが手に入りますが、こだわりを捨てれば5,000円台でもそこそこのヘッドホンは手に入ります。どちらをとるかはあなた次第。

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