松屋銀座8階イベントスクエアで、2月3日(水)より、71ブランドのチョコレート商品を一堂に集結するバレンタイン催事「ギンザ バレンタインワールド」が開催される。(デパチカドットコム) 「ダンデライオン・チョコレート」のチョコレートキット 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策による自粛期間中に展開する今年のバレンタイン商戦。同社では「家で楽しめる」バレンタイン」に向け、国内外の老舗やホテルの「プチぜいたく」な高級チョコレートをはじめ、日本各地の地域食材を使ったチョコレート、家族との時間の共有や知識を得ながらのクラフト感覚で楽しめる「DIY」チョコレート、タブレットチョコレートを購入することで世界の女の子を支援する「#サポチョコ」、老舗和菓子店が手掛けるバレンタイン限定菓子など、「おうち時間消費」を意識した多彩な商品を取りそろえる。 会場オープンに先駆け、既にオンライン上では約80ブランド、約200種類を展開するバレンタインECを開設。バレンタイン専用ボックスで届けるオンライン限定オリジナルセット商品や、会場では取り扱いのないウェブ限定のブランド・商品も展開し、会場の密を避けつつも、前年同様の売り上げ確保を狙うという。 注目は、日本人ショコラティエが手掛ける地域食材を使ったチョコレート商品。このチョコレート商品を通して、海外のチョコレートブランドが数多く登場する中、「日本の魅力再発信」につなげる。 福岡県・糸島市出身のショコラティエ山崎(崎は「たつさき」)陽子さんが手掛けるチョコレートブランド「アトリエ キュイエール」が登場。山崎シェフは、添加物などは使わず、九州産の食材、特に食材が持つ「香り」にこだわりチョコレートを作るという。今回松屋銀座限定で販売するのは、福岡県産シナモンや鹿児島県産辺塚だいだい、宮崎県産パッションフルーツなど、九州の農家や生産者から直接仕入れたフルーツや茶、スパイスを使った「九州ショコラ」(10個入り=3,996円)。箱を開けた時の喜びを意識した華やかさと温かみが感じられるアソートボックスだ。仕立てるチョコレートの形やデザインについて尋ねると、山崎シェフは「形と味はリンクする」と言い、食べる側にどう味わってほしいかによってその形やデザインはおのずと決まってくるという。 5年前に東京から移住し、沖縄本島北部やんばる・国頭村で自社工房と店舗を構え、沖縄カカオ産業を目指す川合径さんが手掛けるチョコレートメーカー「オキナワ カカオ」は百貨店初登場。地元産の新ショウガを、同じく地元産のサトウキビ糖で炊き上げ、自社農場で自生するショウガ科の植物「月桃(げっとう)」で香り付けしたチョコレートをかけた松屋銀座限定「新生姜(しんしょうが)と月桃のチョコレート」(1箱35グラム入り=1,512円)のほか、地元でしか流通しないシークワーサーや、ニッケイ(シナモン)の一種であるオキナワニッケイなどの沖縄食材を組み合わせたチョコレートなどを販売する。「今後は沖縄産カカオも栽培を成功させ、使う食材は全て沖縄産にし、沖縄産チョコレート販売の実現を目指したい」と意欲的だ。 世界の製菓コンテストで受賞経験を持ち、「FIPGC2019」で世界1位も受賞したショコラティエ瀧島誠士さんが手掛ける百貨店初登場のチョコレートブランド「セイスト」は、自身の名前「誠士」と、味わい・風味・趣味・好みの「テイスト」の組み合わせから。チョコレート作りはもちろん、ブランドロゴやパッケージデザインまで、瀧島シェフが全て手掛ける。松屋銀座限定で販売するのは、高知県産土佐文旦や栃木県産とちおとめイチゴ、岩手県産紅の夢リンゴなど、国内の農家や生産者が作る食材をチョコレートに閉じ込めた「ワンダフルエンカウンター」(4個入り=2,001円)。地域の活性化も含め、国内の食材を使うことで応援したいという瀧島シェフ。食材の組み合わせや味わいについては、「スパイスなども使うが、何を食べているか、はっきりした味作りを目指している」と言い、学生時代に学んだフレンチが基本となっていて、「キュイジーヌへのアプローチがチョコレート作りに影響している」と話す。 そのほか、島根・松江「彩雲堂」の和紅茶とバレンシアオレンジようかんを重ねた棹(さお)菓子や、富山「引網香月堂」の富山県産食材を使った上生菓子などの松屋銀座限定商品を販売。既存のミルフィユ専門店「ミルフィユ メゾン フランセ」は、松屋とスキャンデックスによる「ムーミンプロジェクト」として、トーベ・ヤンソンの原作小説の挿絵を箔(はく)押ししたブックタイプの白・黒2つの各パッケージに、季節限定のカフェ味と塩キャラメル味を個包装し詰め合わせた「ミルフィユ セゾン ムーミンエディション」(白・黒2タイプ、2種×4個入り、計各8個入り=3,780円)も販売する。 同社が女性メルマガ会員を対象に行った事前のアンケート調査(昨年11月6日より4日間実施、953人の有効回答数、平均年齢47.3歳)では、95%以上の女性が今年もバレンタインチョコレートを購入すると回答。うち約6割の女性が「自分チョコ」を購入するとし、その予算金額は平均1万3,616円と昨年よりアップした結果となった。年々自分用チョコへの消費意欲は高まり、「自分で楽しむバレンタインの意味合いはより強まっている」とまとめる。全体の約45%がネットでバレンタインチョコ購入経験または購入したいと回答し、ECサイトへの関心も高まっている。今年の会場への参加については、ピーク時を避ける、一人で会場に行くなど、「バレンタインを楽しみながらも、個々の感染対策への意識も見られる」結果となった。 会期は2月14日(日)まで(最終日は19時閉場。なお、新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、変更の場合あり)。
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