七尾市の鵬(おおとり)学園高校で、調理科の作品展が開かれた。生徒たちが培った技術で豪華絢爛(けんらん)な和食や舟盛り、ケーキなどを並べた。
一〜三年六十三人が出品。三年生は創作料理を手掛け、それぞれが設定したテーマを和食や洋食、菓子などで表現した。
目を引いたのは、縦四十センチ、横五十センチのウエディングケーキ。上面にドレス姿の人形四体を置き、ホイップクリームでドレスの細部まで緻密に表現。制作した田村愛香さん(18)=中能登町井田=は「クリームでドレスを表すのが難しかった。入学時はここまでできるようになるとは思わなかった」と自身の成長をかみしめ、「将来は地元に自分の店を出したい」と夢を語った。
一年生は飾り切り、二年生は中華料理の前菜「ピンパン」を作った。例年は能登食祭市場(同市府中町)で展示していたが、コロナ禍により学校で開催。一般の鑑賞も制限し、保護者のみとした。
(稲垣達成)
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