「海鮮パスタ」を提供する熊谷信一シェフ＝白山市博労で
白山の粋 集めて強し 松任の料理店「オルソ」で提供
白山市の鶴来高校１年生梅野樹（いつき）さん（１６）が地元食材を使ったレシピ「海鮮パスタ」を考案し、１日からイタリア料理店「トラットリア・オルソ」（同市博労（ばくろ））で提供が始まった。３１日まで。 （都沙羅）
市農林水産物ブランドの「まっとうトマト」をあえたパスタに「美川天然真鯛（まだい）」のブロックを載せて蒸し焼きにし、「白山ねぎ」を散らした。蒸し焼きにしたアサリやイカ、エビに真鯛のあらで取っただしを加えた海鮮づくし。オルソの熊谷信一シェフ（５４）のアイデアでにんにくチップとパセリも添え、見た目にも華やかな一皿にした。熊谷シェフは「魚介のエキスとニンニクがよく合う、すばらしいレシピ」と話す。
市が地産地消の普及を目指して毎年開く「簡単料理レシピコンテスト」のジュニア部門（高校生以下）で、本年度の優秀賞に輝いた。市が公式ホームページ上に公開したレシピを、同店がメニューとして採用した。
梅野さんは料理経験が浅いが、家庭科の夏休みの宿題として取り組むうちに熱中したという。「頑張って考えたので絶対においしいはず。ぜひ食べてほしい」と太鼓判を押す。
海鮮パスタはディナータイム限定で、１２５０円（税込み）。水曜定休。（問）同店０７６（２７４）００８０
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