NCCスーパーJチャンネル長崎
コロナ禍で飲食業界が苦境を強いられる中、食材の納入業者に特製の手作り弁当が無料で配られました。1日朝6時、長崎市江の浦町の「ルークプラザホテル」のレストランの厨房に集まったのは、長崎中央調理師会の調理師約20人。ちらし寿司やローストビーフなど、納入業者から仕入れた県産の食材をふんだんに使った彩り豊かな弁当を約150個作りました。 長崎中央調理師会の木下孝道会長は「業者さんと私たち調理師はパートナーなんですよね。一緒に伸びていかないといけない。長崎の食文化を伝えていく上で大切なんですよ」と話します。 調理師会は、長崎市と佐世保市、諫早市の精肉店や鮮魚店など24店舗に弁当を届けました。長崎市上戸町のこちらの精肉店では、去年1年間の売り上げが、おととしと比べ約7割減ったといいます。 木下会長は「私たちは料理を通してしか思いを伝えられないので、活力になってもらえれば」と話しました。 長崎中央調理師会は、今後も定期的に弁当を作って提供したいとしています。
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