ホタテやサケなど道産の食材を使った料理コンテストが洞爺湖町で開かれ、料理人たちがさまざまな工夫を凝らした料理の腕を競いました。
このコンテストは、観光ホテルを運営している会社が毎年開いているもので、道内外のホテルで働く料理人１５人が参加しました。
出品された料理にはホタテやサケなどの魚介類やアスパラガスなど道産の食材がふんだんに使われているほか、旬の野菜など色とりどりの食材で北海道の夏の風景をイメージした料理もあります。
コンテストは参加者の年齢や経験に応じて３つの部門に分かれ、味や見た目のほか、発想力や独創性などの審査が行われました。
このうち登別温泉のホテルに勤める秋山悠介さんは「コロナ禍に苦しむ温泉街を元気づける思いを込めて、材料には登別産のわさびの漬物を使いました。登別の魅力を意識して新しい料理を作っていきたい」と話していました。
コンテストに出品された料理はさらに改良を加えたうえで、ホテルのメニューに登場するということです。
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