安房4市町の社会福祉協議会は、企業や個人から不要な食品を提供してもらい、生活に困窮している人たちに配る「第27回フードドライブ(食品の寄付提供)」(フードバンクちば主催)に協力する。17日から受け付けを開始した。「ご家庭に眠っている食品大募集」と題し、余っている食品等の提供を呼び掛けている。
フードドライブは、包装の破損や印字ミス、賞味期限が近づいたなどの理由から、品質に問題がなく廃棄されてしまう食品や食材を家庭や企業などから集め、フードバンクを通じて生活困窮者、食べ物を必要としている福祉施設や団体等に寄付をする活動。
対象となる食品は、米、麺類、乾物、保存食品(缶詰・瓶詰)、インスタント食品、レトルト食品、調味料各種、食用油、飲料(ジュース・コーヒー・お茶等)、お菓子類など。常温保存可能な賞味期限が2か月以上あるもので、アルコール類は不可。ただし、米は令和元年、2年度産に限り対象(玄米可)。
受け付けは6月30日まで。館山市と鋸南町は社福協、南房総市は同市内7か所の福祉サポートセンター、鴨川市は同市社福協と大山公民館で受け付けている。時間はそれぞれ平日の午前9時から午後5時まで。大山公民館は4時(月曜休館)まで。
詳しい問い合わせは、館山市社福協(0470-24-0294)、鋸南町社福協(0470-50-1174)、南房総市社福協(0470-44-3577)、鴨川市社福協(04-7093-0606)へ。
房日新聞
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