冷え、不眠、ストレスに「切り替えスイッチ」で立ち向かう! 自律神経を味方につけるための基礎知識
心身ともに不調が起きやすいこの時期、その原因は自律神経の乱れの可能性が! そんな自律神経を、毎日の食事で整えるコツを教えします。 【写真】自分の自律神経の状態をチェックしてみよう
お話をきいたのは
●みぞぐちクリニック 院長 溝口 徹先生 オーソモレキュラー栄養療法を診療に応用。著書は『この食事で自律神経は整う』(フォレスト出版)。
自律神経を整える食事術<おすすめ食材>
食品に含まれる栄養素や、食べ方などによっても自律神経は整えることができる。コツを知っておいて、毎日の食事に取り入れて。
【たんぱく質】たんぱく質はしっかり摂りホルモンの材料に
「たんぱく質は自律神経を調整するホルモンの材料にもなるので動物性、植物性、どちらもバランスよく毎日しっかり摂取を」(溝口先生、以下同)
【ミネラル】鉄、亜鉛などのミネラルも自律神経の安定に不可欠
「体温を上げるのに必要な鉄、インスリンの調節に関わる亜鉛、精神安定作用のあるカルシウムなども自律神経の安定に必須」
【発酵食品】食物繊維、オリゴ糖、発酵食品で腸内環境を整える
「腸と脳は深く関わり、腸が整うと脳のストレスホルモンが抑制されてストレスが軽減し、自律神経も安定。食物繊維やオリゴ糖、発酵食品などを摂って腸を整えて」
【ココナッツ】興奮を抑えるケトン体を増やすココナッツバターもおすすめ
「ココナッツバターに豊富な中鎖脂肪酸は体でケトン体に変換されますが、ケトン体は心を落ち着かせるGABAを増やします。そのままなめて摂ればOK」
【ビタミン】ビタミンB群をしっかり補給。神経伝達物質の材料になる
「ビタミンB群はセロトニンやGABAなどの神経伝達物質の合成を促し、不足すると自律神経の乱れの原因に。しっかり補給を」 ●ビタミンCは抗ストレスに。数回に分けて摂る 「ビタミンCはストレスに対抗するために必要。水溶性で余分な分は排出されてしまうので数回に分けてこまめに摂って」 ●ビタミンDは腸粘膜を丈夫に。うつ予防にも効く 「ビタミンDは腸粘膜を丈夫にし、うつ予防にも効果的。魚の内臓に多いので、ししゃもや煮干しなど魚を内臓ごと食べましょう」
【オメガ3】オメガ3系脂肪酸で腸の炎症を抑えて自律神経を整える
「青魚や亜麻仁油、えごま油などに多いオメガ3系脂肪酸は腸の炎症を抑え、自律神経の調整に効果的。積極的に摂って」 MAQUIA 8月号 撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/立石和代 モデル/朝比奈 彩 イラスト/徳丸ゆう 取材・文/和田美穂 構成/高橋美智子(MAQUIA)
からの記事と詳細 ( 【自律神経の整え方】おすすめの食材は? 毎日の食事に取り入れたいポイントをドクターが解説(集英社ハピプラニュース) - Yahoo!ニュース )
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