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Tuesday, August 24, 2021

変色劣化したカニ「水で流せば新鮮」、中国の飲食店が食材使い回し…潜入取材で判明 - 読売新聞

 【北京=大木聖馬】24日付の中国紙・新京報によると、北京市内の飲食チェーン店が劣化した食材を「新鮮」と偽って提供していたことが発覚し、地元当局は23日、営業停止を命じた。新京報の潜入取材で判明したもので、ネット上では、「食品安全の問題は軽視できない」などの声が高まっている。

 問題の店は、中国国内で約400店舗を構える煮込み料理の専門店。名物のカニの煮込みは当日さばいた新鮮なカニを用いていることを売りにしていたが、新京報が6~7月に北京市内の店舗を調査したところ、調理人は黒く変色している前日のカニを、「水で流せば新鮮に見える」などと言って調理して客に提供していた。消費期限切れのジャガイモや売れ残った鶏の爪なども使い回していた。

 このチェーン店には、複数の客から食後に腹を下したなどの苦情が寄せられていたという。

 また、16日付の新京報によると、山東省済南市のスーパーでは、臭いを放つ売れ残りの肉を水で洗うか、ひき肉やソーセージの材料にして悪臭を隠し、販売していた。肉を洗う水おけで清掃用のモップも洗っていたという。済南市当局も同店の立ち入り調査を行い、事実だと確認された場合、法的措置を講じる方針を示した。

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