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Thursday, August 5, 2021

豊洲市場に入荷した食材をその日に届ける「豊洲きょう着く便」が本格始動|ECのミカタ - ECのミカタ

株式会社食文化(東京都中央区築地、 代表:萩原 章史)は、同社が運営する「豊洲市場ドットコム」で東京23区に住む一般消費者に豊洲市場に入荷した食材をその日の17時までに届けるサービス「豊洲きょう着く便」を開始したと発表した。

豊洲市場に入荷した食材が当日届く

「豊洲きょう着く便」は、豊洲市場に入荷した食材がその日のうちに届くサービス。東京23区を対象として、豊洲市場に入荷した食材をその日の17時までに届ける。それ以外の地域の場合は、宅配業者を使用し翌日・翌々日に配送する。

「豊洲きょう着く便」は、豊洲市場の水産大卸 中央魚類(株)、千代田水産(株)、大都魚類(株)、青果大卸である東京シティ青果(株)、さらに仲卸業者も多数参加する豊洲市場の多方面から協力を得て実現したプロジェクト。

コロナ禍で外食向けの食材が伸び悩む中、飲食店等、プロ向け食材を家庭へ向けて販促することで一般の食卓に彩りを添え、消費を伸ばすことを目的としている。

「豊洲きょう着く便」利用のステップ

「豊洲きょう着く便」は、下記のステップで利用できる。

①豊洲市場ドットコムに会員登録をして、メルマガ購読を開始する(無料)。

②市場が開く日の前日の夕方、ウェブサイトの情報が更新されると、おすすめの品を紹介するメールマガジンが届く。

③メールマガジンの商品情報を見て購入する品を選び、ウェブ上で決済する(クレジットカードとAmazon Payが利用可能)。

④当日、専属のドライバーが冷蔵車で注文者の自宅に届ける。市場へ入荷したその日の17時までに受け取りが可能。

事業者・消費者双方から喜びの声

コロナ禍で外食向けの食材が伸び悩む中、豊洲市場ドットコムでは、飲食店向けだった食材を一般の消費者に紹介している。家庭の食卓に彩りを添えるプロ向け食材は、料理好きな層をメインに大きく受け入れられつつある。

それに対し、産地・メーカー各社からも取り組みに対する期待と感謝の声が寄せられているという。

・マグロ 大弘水産(仲卸 米彦 狩野社長)
「まぐろの飲食店需要が大きく減ったなか、ネット向けで販売を伸ばすことができ良かった。今後も消費者向けの企画を考えていく」

・ウニ 小川商店
「インターネットでウニがこんなに売れるとは思わなかった。間違いなく価格の下支えに貢献してくれた。その日に届けられる、きょう着くサービスでもっと消費者にプロが使うウニを楽しんでもらいたい」

また、一般消費者からは、「届いたその日に食べられて大変便利」「美味しかった」といった喜びの声が寄せられている。

全国の生産者と消費者をインターネットでつなぐ

「豊洲市場ドットコム」は、2004年に市場直結ECとしてオープン。全国の生産者と消費者をインターネットを通じてつなげている。

豊洲市場に入荷した食材が当日17時までに自宅に届き、その日のうちに食べられるというのは、消費者にとって利便性と品質の両面でメリットがある。「豊洲きょう着く便」を利用することで、「旬の食材を新鮮なうちに食べたい」と、四季折々の味への関心や探求心も高まるのではないだろうか。

もちろん、コロナ禍で行き場を失った飲食店向けの食材を直接消費者に届けられることは、事業者にとってのメリットも図り知れない。このようなwin-winの関係を結ぶビジネスは、今後ますます伸びていくだろう。

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