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Sunday, September 26, 2021

Appleの新型スマホ「iPhone 13 Pro」の新色シエラブルーを購入!開封して外観やパッケージを写真で紹介。iPhone 12 Proとも比較【レビュー】 - S-MAX


新スマホ「Apple iPhone 13 Pro」を紹介!iPhone 12 Proとの違いは?

既報通り、Appleの新型スマートフォン(スマホ)「iPhone 13」シリーズが9月24日に発売された。iPhone 13シリーズは昨年発売された「iPhone 12」シリーズと同様にベースモデルのiPhone 13に加え、小型機「iPhone 13 mini」、上位機「iPhone 13 Pro」、そしてその大画面機となる「iPhone 13 Pro Max」の4機種がラインナップされています。

筆者もこのうちのiPhone 13 Proの新色「シエラブルー」(256GB)をさっそく入手しました。Apple公式オンラインストアにて購入し、注文時に決済方法として「Apple Pay」を選んだところ、カード会社から不正利用疑いとなったりして戸惑いましたが、注文完了後はスームズに発送され、発売日に届きました。

そこで今回はiPhone 13 Proのパッケージや実機の外観、昨年購入した前機種「iPhone 12 Pro」との違いについて見ていきたいと思います。

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iPhone 12 Pro(左)とiPhone 13 Pro(右)のパッケージ(外箱)

iPhone 13 Proの従来モデルとの違いですが、チップセット(SoC)が新しい「Apple A15 Bionic」に強化されたほか、Proモデルはディスプレイのリフレッシュレートが最大120Hz表示まで対応した「ProMotion」となり、カメラのハードウェアもレンズが明るく、センサーサイズも大型化、さらにセンサーシフト方式の光学手振れ補正(OIS)やマクロ撮影に対応しました。

また撮影機能として動画撮影時に加え、編集時に背景ぼかしの効果を利用できる「シネマティックモード」や色調設定のフォトグラフスタイルが追加され、さらに年内には業務用の動画編集で使われる高品質記録のProResフォーマットの撮影にも対応します。なお、ProResの4K30P撮影は256GBモデル以上のみとなっています。

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パッケージは前機種のiPhone 12 Proと同じ薄型コンパクトなもので、引き続いてACアダプターやイヤホンは同梱されていません。外箱に描かれた本体部分のみエンボス加工されているのも同様ですが、ビジュアルはiPhone 13 Proは背面のみとわかりやすいものになりました。

また今回はパッケージのシュリンク包装(透明なフィルム)がなくなりましたが、背面には未開封を示すテープが上下に貼られておりそれらを手で切って開封できるようになっています。

本体の内容物も前機種のiPhone 12 Proと同様で、USB-C to Lightningケーブルと簡易取扱説明書などを内包したスリーブ、SIMピン、アップルロゴのステッカーが入っています。

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本体を取り出してまず目に付くのは大型化したカメラ部分でしょう。表面積も縦方向にも大型化しています。理由としてはiPhone 13シリーズのProモデルのみですが、超広角カメラのレンズが明るく、AFマクロに対応など強化されたほか、広角カメラもセンサーサイズの大型化やセンサーシフト手ぶれ補正を搭載、望遠カメラの倍率も3倍になったことが考えられます。
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縦(厚み)方向の大型化にも注目すると、本体の薄い部分の厚さはスペック値でiPhone 13 Proが7.65mmと、前機種のiPhone 12 Proの7.4mmからの0.25mm増に留めています。ですが、カメラ部分の出っ張りはおよそ2mm高くなっています。別売りのケースで保護しないと不安になるレベルと言っていいでしょう。
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一方、通常のiPhone 13シリーズの通常モデルのカメラ部分は従来のiPhone 12シリーズとそれほど代わりがありません。これは超広角のレンズ部分にあまり変更がなく、広角カメラのセンサーサイズもiPhone 13 Proほど大型化しておらず、望遠カメラもないためです。iPhone 13 ProにiPhone 13のケースを着けようとしても、カメラ部分のサイズが異なり着けられないので注意しましょう。
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もう少しカメラについて触れると、超広角カメラは画素数は1200万画素で据え置きですが、レンズの明るさがiPhone 12シリーズのF2.4からF1.8と大幅に明るくなりました。またオートフォーカスを搭載し最短2cmのマクロ撮影にも対応。センサーも新しいものになっています。

広角カメラはセンサーシフト式の光学手ブレ補正を搭載し、画素当たりのセンサーサイズも1.9μmへと大型化しました。これは「iPhone 12 Pro Max」の1.7μmより大型です。さらにレンズの明るさをF1.6からF1.5へと若干明るくなりました。

望遠カメラの倍率は3倍の77mm相当となっりました。前期種のiPhone 12 Proが2倍、iPhone 12 Pro Maxが2.5倍に対し、かなり倍率を上げています。とはいえ、3倍にもなると、ポートレートや風景撮影にはいいのですが、テーブルフォトで気軽に使う用途にはやや不向きです。

この他、iPhone 13シリーズのProモデルのみに深度センサー「LiDER」とApple ProRAW撮影も引き続き搭載しています。

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ディスプレイは約6.1インチ1170×2532ドットとiPhone 12 Proと変わりはありませんが、標準時の輝度が最大1000nitに向上しました。屋内ではあまり恩恵がありませんが、日中屋外ではやや見やすくなります。

また120Hz表示は従来モデルと2台並べて見比べると、ホーム画面などの表示が若干滑らかになっていることに気づきますが、実用上ではほぼ違いがわかりません。どちらかといえば、120Hz表示対応ゲームを遊びたい人向けの機能といったほうがいいでしょう。

SIMスロットは従来と同じくnanoSIMカード(4FF)サイズに対応するほか、eSIMにも対応しています。また新機能として2つのeSIMでのデュアルSIM運用も可能になりました。なお、物理のnanoSIMカードスロットはiPhone 12 Proの左側面下と比べ、やや中央寄りの位置に変わっています。

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ディスプレイの上部中央に配置されたノッチ(切り欠き)部分は横方向に短く、縦方向へ微妙に長くなりました。どちらにせよ、まだ非常に目立ち、動画再生やゲームアプリの没入感が削がれます。今回、ノッチ部分が小さくなったのですが、やや縦に長くなった分だけ余計気になると感じる人もいるかもしれません。

外観の質感ですが、背面のすりガラス状の仕上げや磨かれたステンレスフレームといった点はiPhone 12 Proとほぼ変わりありません。本体カラーはiPhone 12 Proのパシフィックブルーの代わりにiPhone 13 Proはシエラブルーとなり、他のシルバーおよびグラファイト、ゴールドは共通です。

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重量は約203gとかなり重たくなりました。iPhone 12 Proの約187gでも今どきのスマホとしては重たかったのですが、今回のiPhone 13 Proはサイズの割にさらに重たくずしりときます。普段使いの持ち心地では、通常のiPhone 13の約173gや、iPhone 13 miniの約140gの方が圧倒的に快適でしょう。

電源キーと音量キーの配置も重量増加に合わせてか、iPhone 12 Proと比べてやや下に移動しています。これにより、持った時の重量バランスがやや良くなり、短時間であれば重たいという印象を受けにくくなっています。

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