荒田晟愛さんの「サンターの談話室」をテーマにした出品作
出品作は直径、高さ各20センチのデコレーションケーキで、「サンタの談話室」がテーマ。サンタクロースがプレゼントを配りに飛び出す前の様子を楽しく表現した。地球儀や暖炉を置き、手伝いのこびとを配した。
「魂を込めた」と自信をみせるのはサンタのしわや表情、暖炉の炎といった細部だ。いずれもアーモンド粉にシロップを加えペースト状にした「マジパン」で仕上げた。ジュニア部門は22歳以下。68作の出品があった。
実家は出水市内の洋菓子店。コンテスト出品は神村学園高等部1年生の時から続けており、本格的に学ぼうと東京の専門学校に進んだ。2019年10月、1年間の予定でフランスにある系列校に留学したものの、コロナ禍により半年ほどで帰国を余儀なくされた。
楽しみにしていた店舗修業が始まったばかりだった。しばらくは気持ちが落ち込んだ。そんな状況を変えようと今年7月、試作に取り掛かった。「納得のいくまでこだわった作品を出した」と振り返る。
10月12~14日に都内で開かれた全出品作が並ぶ会場で、来場者から「色使いや、サンタとこびとの表情がいい」と褒められたという。「一流パティシエになって、味はもちろん、さまざまな細工技術で実績を残したい」と話した。
からの記事と詳細 ( 魂込めて作ったケーキ 金賞に輝く 出水市出身の21歳 ジャパン・ケーキショー東京ジュニア部門 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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