RKK熊本放送
コロナ禍や原油価格高騰などで値上げが続く昨今、その影響は、来月のクリスマスにも。 こうした中、少しでも消費者の痛みを減らしたいと企業努力する店もあります。 「こちらの倉庫には、ケーキの材料となる砂糖や小麦粉などがずらりと並んでいるんですが、このほとんどが値上がりしているという事なんです」(記者) 益城町にある総合商社の倉庫に並ぶ大量のパンやケーキの材料。 そのほとんどが断続的に値上がりし、例えば、バターやマーガリンの場合は。 「今年2回上がりました。1回で大体10%くらいですね」(丸菱南九州販売商品統括本部 鳥井英洋部長) 値上がりの原因は原油価格の高騰に伴う輸送コストの上昇。 そのほかにこんな理由もあります。 「(世界的な)労働力不足です。コロナによってロックダウンしたり労働力の人数が減ったり」(丸菱南九州販売 吉田寿和社長) 中にはこんなものまで値上がりです。 「クリスマスの時にケーキの上に乗せる飾りです」(丸菱南九州販売 吉田寿和社長) 砂糖と卵白でできたサンタクロースの人形。 コロナ禍で海外の工場が閉鎖し商品の供給がストップしたため、急遽、国内で作り始めたといいます。 「アジアの方の工場で作るほうが7割くらいの金額でできます」(丸菱南九州販売 吉田寿和社長) 気になるのは、来月に迫ったクリスマス。 実際に取材すると、クリスマスケーキの値段を上げる店も多いようです。 その一方で、こんな店舗も。 「うちは上げないです。例年通り。去年と一緒ですね」(ラ・ティエンヌオーナーシェフ 細川政裕さん) フランスで長年修業したオーナーシェフが営むこちらの洋菓子店。 去年は、700個のクリスマスケーキを販売、今年も冬の主力商品になりますが値段は据え置くというのです。 「正直大変ですね。いっぱいいっぱいですね」(ラ・ティエンヌオーナーシェフ 細川政裕さん) 値上げしない理由を聞くと。 「至る所に売ってあるわけじゃないですか。クリスマスケーキって。それでもうちを選んでくれるというのはものすごくありがたいな。特に今年に関してはこのコロナ禍の中でそれを痛いほど身に染みたんで」 値上げをせず、今年1年の感謝の気持ちをお客さんにプレゼントするつもりです。 「来年は分からないですけど、今年に関してはそういう気持ちです」
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