Pages

Thursday, October 13, 2022

物価高騰と円安 洋菓子店はクリスマスケーキの価格設定に悩む|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp

円安や物価の高騰が続くなか、都内の洋菓子店は、材料費の値上がりの先行きが見通せず、まもなく予約の受け付けが始まるクリスマスケーキの価格をいくらに設定するか頭を悩ませています。

東京・荒川区の洋菓子店では、卵や薄力粉などケーキに欠かせない原材料だけでなく、ケーキを包む箱やリボンなどの仕入れ価格も軒並み値上がりしているということです。
特に、円安や燃料価格の高騰に伴ってチョコレートやドライフルーツなど、輸入品の値上がりが顕著で、例年より10%ほど高くなっているものもあるということです。
ことしの春以降、すでに3回ケーキの値段を上げました。
苦渋の決断だったといいます。
さらに最近、頭を悩ませているのは、クリスマスに向けたケーキの価格設定です。
ことし売り出すクリスマスケーキは6種類。
すでに種類は決めましたが、材料費の値上がりの先行きが不透明なため、値段をいくらにして予約を受け付ければ利益が出るのか見通しがたたず、値上げをするにしても客が離れないか不安もあるといいます。
予約の受け付けは来月から始める予定ですが、価格を決めきれないためチラシの作成を遅らせています。
できれば今月中には価格を決めてチラシを作りたいところですが、値上がりの状況が実際にケーキを作るクリスマスの頃にどうなっているのかわからず、難しい判断になるとしています。
「パティスリー ウールーグー」のオーナーシェフパティシエ、桜庭清剛さんは「クリスマスケーキの値段を上げすぎると、買ってもらえなくなる不安もあるので、もう少し状況を見極めるまでは値段が決められません」と話していました。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 物価高騰と円安 洋菓子店はクリスマスケーキの価格設定に悩む|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/hA5dD9P

No comments:

Post a Comment