今シーズンのクリスマスケーキは2年前より1割超高い――。民間信用調査会社が全国の百貨店やスーパー、洋菓子店など100社で販売されるクリスマスケーキ(5号サイズ)を調べたところ、平均価格は4468円で、2022年より325円、21年より529円の値上げとなる。
新型コロナウイルス禍で休止していたクリスマスイベントが4年ぶりに復活するなどムードが高まる中、原材料の物価高がケーキの価格に大きく影響している。
民間信用調査会社の帝国データバンクの調査によると、今シーズンのクリスマスケーキの平均価格は22年の4143円より平均325円(7・8%)の値上げとなる。21年の3939円と比べると、529円(13・4%)の値上げとなり、2年前より1割超値上げしている。
22年から値上げしたのは100社のうち81社で、値上げ幅は500円以上が20社▽500円未満が9社▽400円未満が18社▽300円未満が20社▽200円未満が14社――だった。値上げ幅が500円以上となるのは百貨店や洋菓子店などで販売される4000~5000円台のケーキが多かった。
今年値上げした食品は3万品目を超えており、卵や砂糖、牛乳といったケーキの原材料の多くが22年に比べて1・2倍の値上げとなっている。さらに今夏の猛暑によりイチゴの値段が最大1・5倍超に高騰。包装用資材の費用や電気・ガス代の値上げも加わり、ケーキの価格が高くなる要因となっている。【小林遥】
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