MINISFORUMは、Core i9-13900HX搭載のMini-ITXマザーボード「AR900i」を発売した。価格は8万9,590円。出荷は12月28日とされている。
第13世代Core HXシリーズに属する、Core i9-13900HXを採用。このCPUはPコアが8コア、Eコアが16コア、合計24コア/32スレッドとなっている。Pコアの最大クロックは5.4GHz。プロセッサのベースパワーは55Wだが、本機はリリースで「120mm角ファンとカスタムCPUヒートシンクにより、安定して100Wの動作が可能」と明言しており、先立って発売された「BD770i」と同様に100Wの性能が出せると思われる。
メモリはDDR5-5600対応のSO-DIMM。Intel XMP 3.0に対応し、オーバークロックにより6400まで引き上げることが可能。さらに、PCI Express 5.0 x16スロット、PCI Express 4.0 M.2スロットを4基搭載し、拡張性も高くなっている。
インターフェイスはUSB 3.1 Type-C(映像出力対応)、USB 3.1×2、USB 2.0×2、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、音声入出力などを備える。
BD770iより価格は2万4,000円近く高いが、CPUコア数や、M.2スロットが2基増えたことを考慮すると妥当な価格で、高性能/拡張性の両方をMini-ITXフォームファクタで実現したいユーザーに好適だろう。
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科学＆テクノロジー
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