Pages

Thursday, March 5, 2020

新型コロナ>一斉臨時休校 給食食材 ロス減らそう:茨城(TOKYO Web) - 東京新聞

食品リストを基に、施設とのマッチングを進めるフードバンク水戸支部のメンバー=水戸市栄町で

写真

 新型コロナウイルスの感染拡大による小中学校などの休校に伴い、中止になった学校給食。大量の食材が廃棄にならないようNPO法人フードバンク茨城は、福祉施設につないで利用してもらう橋渡し役を果たした。さらに、食品ロスを減らそうと、イベント中止で提供できなくなり、処分に困っている食品や菓子の寄付を呼び掛けている。 (鈴木学)

 水戸支部は二日、「余った食品の対応に困っていないか」と県内のある自治体に協力を申し出た。自治体に理解してもらい、翌日出向くと、ハム五キロ、ベーコン四キロ、豆腐五十丁など、学校ごとに余ってしまった食材のリストが用意されていた。学校数は十八校に上ったという。

 支部メンバーの渡辺園子さんは「食材の廃棄は給食を作る側にも悲しいことで、どうしようという思いだったのではないか」とおもんぱかる。

 期限が近い食材ばかりだったため、すぐにつながりのある児童養護施設などに連絡。自治体からは「税金で買っているので自治体内の施設に」との希望だったが、量が多いなどで近隣も含めることを了解してもらった。マッチングは大変だったが、断る施設はほぼなかったという。

 渡辺さんは「学校給食はこれまで、つながりはなかったが、今後は、インフルエンザなどの休校でも力になれるかもしれない」と語る。

 フードバンクは、余剰の食品や規格外などの理由で捨てられてしまう食品を家庭や企業から譲り受け、社会福祉協議会などを通じて福祉施設や生活困窮者らに提供している。

 食品の寄付は、牛久市の本部や水戸支部、市役所や町村役場など県内百十四カ所に設置している食品の回収箱「きずなBOX」へ。

 水戸支部担当の田中健一理事は「今は食品ロスを減らすことが主目的だが、食べ物がなくて困っている人は県内にも相当数いる。私たちの活動を知って、貧困問題に目を向けてほしい」と話している。

◇つくば市 休校中 登校巡り 「給食1万食以上ロス」はデマ

 つくば市が休校中も小中学生の希望者に給食を提供することを巡り、「今後毎日2万人分作り、1万食以上のロスが出る」とのツイートがネットに流れ、市は「全く事実と異なる」と公式アカウントで否定した。

 市によると、調理する給食数は、9日以降は希望者数に合わせる。休校初日の6日については、前日夕方まで希望者数の集計などに追われ、完全に反映させられないという。

 公式アカウントで否定したのは4日。市は「休校期間中も通常通りの約2万食を調理することはない。6日についても、可能な限り必要な数に近づける努力はする」としている。

 市は6日から24日までの休校期間中、希望する小中学生は登校を受け入れる。自習をしてもらい、給食も希望者に用意する。市教育委員会によると、小学生の4割以上、中学生の2割足らずが登校を希望しているという。 (宮本隆康)

写真

この記事を印刷する

Let's block ads! (Why?)



"食材" - Google ニュース
March 05, 2020 at 02:56PM
https://ift.tt/2VNjV9W

新型コロナ>一斉臨時休校 給食食材 ロス減らそう:茨城(TOKYO Web) - 東京新聞
"食材" - Google ニュース
https://ift.tt/2F1vctI
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment