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Friday, August 21, 2020

問屋街に新風、カフェオープン 地元食材のランチなど豊富メニュー - 岐阜新聞

繊維問屋街の一角にオープンするベリンゲイカフェ。「地域の食卓にしたい」と意気込む林伸將さん(左)、桐部遥奈さん=岐阜市問屋町

繊維問屋街の一角にオープンするベリンゲイカフェ。「地域の食卓にしたい」と意気込む林伸將さん(左)、桐部遥奈さん=岐阜市問屋町

 全国有数の繊維問屋街として栄えた岐阜市問屋町の活性化事業を展開する「Tonya EXPO」実行委員会が25日、まちの一角にカフェ「ベリンゲイカフェ」をオープンする。地元の食材を使った豊富なメニューを展開し、子育て世代の雇用にもつなげる。運営者は「気軽に集える、地域の食卓を目指す」と力を込める。

 委員会代表で、イベントグッズの企画製作を手掛ける「将矢」(同町)社長の林伸將さん(38)は、幼少期から親しんできた問屋街を活性化させたいと、3年ほど前からファッションショーや音楽ライブなどのイベントを展開。カフェの運営はその一環で、地域の多様性、持続可能性を広げる力になりたいと考えた。「カフェをきっかけに問屋街に興味を持ってもらう。そんな新しい流れをつくりたい」と意気込む。

 運営は、子育て世代を支援するNPO法人「こどもトリニティネット」(同市)が連携。同法人のメンバーや、支援を受ける親たちが育児の傍ら店に立ち、地元産の野菜や米を使ったランチ(税込み900円~)や秋田屋本店(同市)の蜂蜜を使ったレモンスカッシュ(同600円)などを提供する。

 繊維問屋街は、JR岐阜駅北側の金華橋通りを挟んだ東西に広がる。戦後、焼け野原となった駅前に、中国の旧満州から引き揚げてきた人たちがバラック小屋を建て、古着や軍服などの衣服を集めて売ったことが始まり。経済成長とともに既製服問屋街を形成し、一時は約2千店舗が軒を連ねたが、現在は10分の1ほどに減少、シャッターが下りたままの店も目立つ。

 歴史あるアパレルの町に新しい風を吹き込む取り組み。法人理事長の桐部遥奈さん(30)は「作り手の顔が見えるメニュー展開で、岐阜の魅力を詰め込みたい」と語る。営業時間は午前8時~午後6時。不定休。


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