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Tuesday, April 13, 2021

ズッキーニケーキやカボチャパイ、外国風に 地元産でボリュームたっぷり - 京都新聞

焼き菓子はボリュームがあるように見えるが食べやすい

焼き菓子はボリュームがあるように見えるが食べやすい

外国風で明るい雰囲気の店内(福知山市荒河)

外国風で明るい雰囲気の店内(福知山市荒河)

 外国で見かけるようなボリュームがあるサイズの焼き菓子だが、甘すぎず食べやすい。店内も外国風で明るい雰囲気が広がる。

 京都府福知山市荒河東町の「A BAKES」店主の足立あいさん(42)がこれまで留学やショートステイ、旅行で訪れたイギリスやアメリカなどで食べたり、それをもとにアレンジを加えたりしたケーキやマフィン、スコーンといったスイーツが10種類ほど並ぶ。生クリームなどは使わず、見た目は素朴で家庭的なものが多い。

 できるだけ地元の福知山や近隣の食材を使うようにしている。福知山産では、ニンジンやズッキーニを使ったケーキ、カボチャのパイなどを作った。野菜や果物、材料はできる限り無農薬、無添加、オーガニックのものを使用する。「よりおいしく食べてほしい」と砂糖やチョコレート、粉の研究も続ける。

 足立さんの実家は昨年創業100年を迎えた福知山市の老舗和菓子店「千切屋」。「父がものづくりをしている姿が身近にあった。小さい頃から洋菓子を作るのが好きで、自分も自然とものづくりの道に進んだ」。大阪市内の調理師学校を卒業後、福知山市内外のホテルやレストラン、菓子店で働いた。実家の店の一角で2015年の秋から販売を始め、20年7月に実店舗をオープンした。

 今後はパイの種類を増やし、新しい材料も見つけたいという。店内でも商品を食べられるようにする計画もあり、「お客さんにおいしく楽しい時間を過ごしてもらえれば」と商品や店作りに磨きをかける。

 A BAKES 福知山市荒河東町46-1。営業日時は金、土、日、月曜午前11時~午後6時。臨時休業の場合は店のSNSで知らせる。080(5339)8267。

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