
最新の調理家電や電子レシートなどの技術を組み合わせ、家庭で料理をする際の負担軽減を図る実証実験が10日、始まった。冷蔵庫にある食材の情報から、スマートフォンのアプリがレシピを提案し、調理家電が自動で料理する仕組みだ。コロナ禍で家庭で食事をする回数が増えており、献立や調理の手間に悩む人などをサポートする。
8社参加
実証実験には、サッポロホールディングスやイトーヨーカ堂、パナソニックなど、小売りや電機、食品の計8社が参加する。最新技術を食の分野に応用する「フードテック」を活用した動きで、今後の広がりが期待される。
サッポロが開発したアプリ「うちレピ」が中心的な役割を果たす。イトーヨーカ堂のネットスーパーや、東芝の電子レシートを使う東北のスーパー「ユニバース」で購入した食材データを自動でアプリに反映させる。パナソニックの食材の在庫状況を検知する冷蔵庫の情報もアプリに取り込む。
食材の状況を把握したアプリは、自宅の食材で作ることができる料理レシピを提案する。材料を買い足せば作れる献立も紹介する。
利用者がレシピを選ぶと、通信機能を持った電子レンジなどシャープの調理家電にデータを送信する。食材を切って調味料を加えれば、あとは調理家電まかせで簡単に料理ができるという。
からの記事と詳細 ( 冷蔵庫の食材検知してレシピ提案、調理家電にデータ送信…献立の悩み解決へ実証実験 - 読売新聞 )
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