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Monday, September 6, 2021

珍しい食材に興味津々 廃棄食材を動物の餌に - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞

大阪ニュース

2021年9月7日

 吹田市の大型複合施設「エキスポシティ」内にある生き物ミュージアム「ニフレル」とスーパーマーケット「デイリーカナートイズミヤ」が、廃棄食材を動物の餌に活用する取り組みを行っている。食品ロスとともに、動物にとって珍しい食材を食べることで、生活に刺激を与えて望ましい行動を引き出す「環境エンリッチメント」を高める。

飼育するワオキツネザルとカピバラに、スーパーの廃棄食材を餌として与えるニフレルのスタッフと、イズミヤの担当者(エキスポシティ提供)
ミニトマトを一口食べ、早くもおねだりするような表情でスタッフを見つめるワオキツネザル(エキスポシティ提供)

 取り組みは、ニフレルからの提案で昨年12月から実施。スーパーの店頭に並ぶ前に点検や加工、包装段階で取り除かれたり、売れ残った野菜や果物が週2回提供され、獣医師と担当スタッフが選別していく。

 キャベツや小松菜、ニンジンの“定番”のほか、スイカやミニトマト、ブロッコリーといった“ごちそう”食材が手に入るのがメリット。ワオキツネザルはミニトマトをかじると、目を輝かせておねだりするような表情を見せたという。

 「普段与えない食材も多く、興味津々ですぐに寄ってきてはおいしそうに食べている」とニフレルの土井啓行マネジャー。イズミヤの山本高史店長は「これまで廃棄されていた物が役立っていることに喜びを感じる」と話す。

 食品廃棄削減は国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」に含まれる。館内での解説でも今回の取り組みを紹介。土井マネジャーは「取り組みとしては小規模だが、継続することで食品ロスを身近なものとして捉え、考えてほしいと思う」と意気込む。

 エキスポシティでは、敷地内のシラカシのモミジ植栽の枝葉も餌やビーバーの巣材に再利用している。

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