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Friday, March 18, 2022

Mac Studioの知られざる細部をチェックしてみた SDカードの転送速度は? Mac miniとどこが違う? - ニコニコニュース

 Apple3月18日から販売開始した新型MacMac Studio (2022) 」をチェックした。

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 Apple M1 MaxチップまたはApple M1 Ultraチップが搭載されている。

 幅と奥行きはMac mini (M1, 2020) と同じ19.7cm×19.7cmで、高さはMac mini (M1, 2020) よりも5.9cm高い9.5cm。

 Mac Studio (2022) の前面には、SDXCカードスロット(UHS-II)が装備されている。

 また、M1 MaxモデルUSB 3.1 Gen 2仕様のUSB-Cポート(最大10Gb/s)×2、M1 UltraモデルThunderbolt 4/USB 4(最大40Gb/s)ポート×2が装備されている。

 Mac Studio (2022) の背面には、Thunderbolt 4/USB 4(最大40Gb/s)ポート×4、10Gb Ethernet RJ45ポート、3Pタイプの電源コネクタ、USB-A(最大5Gb/s)ポート×2、HDMI 2.0ポート、3.5mmヘッドフォンジャック、電源ボタンが装備されている。

 Mac mini (M1, 2020) の背面のポート周りには黒いポートカバーが装備されているが、Mac Studio (2022) は筐体削り出しによるポートホールが設けられている。

 Mac Studio (2022) の底面には、Mac mini (M1, 2020) にはない、排熱システム用の空気を取り込むパンチングホールが、背面カバーの回りに円を描くようにデザインされている。

 また、セキュリティスロットが1つ用意されている。

 Mac Studio (2022) には太い編込ケーブルを採用した3Pタイプの電源コードが付属している。

 コンセント部分は、米国で販売されるモデルは3ピンプラグ形式だが、日本で販売されるMac Studio (2022) にはアースケーブル付き2ピンプラグ形式の電源コードが付属する。

 Mac Studio (2022) の最大消費電力(連続使用時)は370Wで、Mac mini (M1, 2020) の150Wと比べ倍以上となっている。

 新型27インチ5Kディスプレイの傾きを調整できるスタンド搭載モデルApple Studio Display」のディスプレイ下にMac Studio (2022) を配置してみた。

 Apple Studio Displayディスプレイ底面に当たることがない、余裕を持った高さで設計されているようだ。

 Mac Studio (2022) にApple Studio DisplayApple Pro Display XDRを接続してみた。

 Mac Studio (2022) は、USB-C経由で最大4台のPro Display XDR(6K解像度、60Hz、10億色以上)と、HDMI経由で1台の4Kディスプレイ4K解像度、60Hz、10億色以上)の最大5台のディスプレイを同時サポートしている。

 システム情報でMac Studio (2022) のカードリーダー仕様を確認したところ、内蔵SDカードリーダーは、MacBook Pro (14-inch, 2021) /M1 Maxのリンク幅はx1、リンク速度は2.5GT/s(250MB/s)と比べ、リンク幅はx1、リンク速度は5GT/s(500MB/s)とアップしていた。

 システム情報でMac Studio (2022) のWi-Fi/Bluetooth SoCを確認したところ、iPhone 13やMacBook Pro (2021)と同じ「Broadcom BCM4387」が採用されていた。

 システム情報でMac Studio (2022) の10Gb Ethernetコントローラーを確認したところ、Marvell製のApple専用PCIe接続「Apple AQC113コントローラが採用されていた。

 Apple Studio Displayネットワーク接続用ダウンストリームUSB-Cポートを装備しているため、Apple Studio Displayが Ethernetデバイスとして認識されていた。

 Mac Studio (2022) /M1 Max/64GB/2TB SSDのCTOモデルSSDは、MacBook Pro (2021) /M1 Maxモデルの2TB SSDと同じ「APPLE SSD AP2048R」が搭載されていた。

 システム情報でMac Studio (2022) /M1 MaxモデルUSB仕様を確認したところ、M1 MaxThunderbolt 4コントローラーに加えて、前面のUSB 3.1 Gen 2仕様のUSB-Cポート(最大10Gb/s)×2、背面のUSB-A(最大5Gb/s)ポート×2用に、ASMedia TechnologyのUSBホストコントローラー「ASMedia ASM3142」が使用されていた。

 Blackmagic Disk Speed Testを使用して、内蔵ストレージ性能を計測してみた。

 結果は「Write:4560MB/s、Read:5335MB/s」だった。

 Mac mini (M1, 2020) の内蔵ストレージ性能は「Write:2213MB/s、Read:2877MB/s」だったので、約2倍の性能がある。

(大石結花)

[MACお宝鑑定団]

Mac Studio (2022)

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