ＣＤデビューした、洗足学園音大現役生のアイドルグループ「ＭＡＲＵＫＡＤＯ」。後列右は応援するケーキを作った「ウールーズ」の田中さんら
洗足学園音大（川崎市高津区）の現役学生８人のアイドルグループ「ＭＡＲＵＫＡＤＯ（マルカド）」が１４日、ＣＤデビューした。同音大が創立１００周年を迎える２０２４年１０月に「武道館でのライブを目指す」という。同市麻生区のチーズケーキ専門店「ウールーズ」も彼女たちをイメージしたチーズケーキをつくり、応援している。
マルカドは、２２年１０月の結成。「ダンス」や「声優アニソン」「ミュージカル」「音響デザイン」など大学での専門を異にし、得意分野が違う８人が集まったことが特徴。グループ名にも、一つ一つの音をはっきり演奏するという意味の音楽の発想記号「マルカート」と、常に形が変化し続ける「丸と角」の意味を込めたという。
「ＭＡＲＵＫＡＤＯ」の応援のためつくられた抹茶チーズケーキなど＝いずれも麻生区で
リリースされたＣＤシングルは「Ｒｅ．青春」。新型コロナウイルスの感染拡大で、さまざまな自粛を求められた「『青春』を再開しよう（取り戻そう）」との気持ちを歌った。これまでの楽曲を組み合わせ、「〇△（マルカド）盤」「〇〇（マルマル）盤」「△△（カドカド）盤」の３種のシングルをつくった。
ウールーズは、地元で美容室を営業していた田中達郎さんと妻の真理子さんが約３年前に開業した専門店。グループのイメージカラーの緑を抹茶を使って表現したものなど、シングルと同じ３種類のケーキを用意し、３０００〜３５００円（税込み）で販売している。同店では「同じ川崎のグループを応援していきたい」としている。（渡部穣）
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