クリスマスに、お正月。家族や仲間とケーキを囲む機会が増える、楽しい季節です。
ただ、ケーキを手作りするのはお菓子作り初心者はもちろん、ハードルが高いもの。
「あまり難しく考えなくて大丈夫!」と栗原はるみさんは言います。
栗原さんはどうしているのか、また豪華に見えるホールケーキを家庭で簡単に作るコツを教えてもらいました。
メイン特集は、『気楽においしい、おもてなし。』。他にも豆腐とお餅料理の特集、ひとりごはんのレシピ、お取り寄せの新連載など、盛りだくさんです。
手作りのケーキが食べたい!
ホリデーシーズンが近づき、テレビではケーキのCMもたくさん流れています。
皆さん、ケーキの準備はどうしていますか?
子どもの頃、長期休みのたび祖父母の家に預けられていた私は、年末年始は毎日のようにケーキを食べていました。
いとこも多かったので、23日から、まずは製パン系のバターケーキ、24日はケーキ屋さんの生クリームケーキ、25日はまたバターケーキで、お正月もみんなが集まるということで生ケーキ、ついでに誕生日が1月なのでまたケーキ。
はじめこそ大喜びで食べていたものが、だんだん食傷ぎみになっていたことを思い出します。
市販のケーキもいいけれど……
大人になって仕事を持ち、子育てに追われるようになると、何度かクリスマスケーキの予約注文を忘れることがありました。
当日の夕方、ケーキ屋さんやコンビニの前で臨時販売しているケーキを適当に買って、なんとか帰宅。
家族はどんなケーキでも喜んで食べてくれましたが、私自身は心の中で、「もうちょっと何かできることがあったんじゃないかな」とちょっぴり後悔がありました。たとえば、子どもと一緒に作るとか……そう考えて、ふと我に返ります。
「いやいや、私にケーキ作りは無理」。
忙しくても手作りケーキはできる!
雑誌『栗原はるみ』6号のメイン特集「気楽においしい、おもてなし」で、栗原さんが教えてくれたのは、シフォンケーキのデコレーションです。
シンプルでかわいくて、まるで絵本に出てきそうなケーキです。
「誕生日などのお祝いのケーキも、私は作り慣れたシフォンケーキを用意することが多いです。生クリームとたっぷりのいちごでデコレーション。大きさもあり、いつもより贅沢に見えます。
クリスマスはチョコレートシフォンケーキに、チョコレートのクリームを塗っていちごをのせるのもいいです」
しかも栗原さんは、「シフォンケーキを焼くのが大変なら、買ってきてもいい」と言います。焼きっぱなしのシフォンケーキは、ネットで簡単に注文できて、賞味期限も生ケーキより長め。しかも、リーズナブルです。こ、これだ……!
生クリームを泡立て、好みの果物をのせて。わが家はバナナとチョコレートが大好きなので、チョコレートを削ったものをかけるのもいいかな、などと、いろいろアイデアが膨らみます。
「大勢の時は、大きいシフォンケーキを横半分に切って2台分にしてもいいですよ」
と栗原さん。
2人家族なら、カットしたシフォンケーキを買ってきて、思い思いにトッピングして楽しむのも良さそうです。
今年のイブは、日曜日。
いつもより時間が取れそうなので、わが家はシフォンケーキのデコレーションをやってみようと思います。そして行く行くは、シフォンケーキも焼けるようになりたい……と思っています。
ほかにも『栗原はるみ』6号には、簡単なおもてなしのアイデアがたくさん。ぜひ参考にしてみてくださいね!
文/山野井春絵
構成/栗原はるみ編集部
『栗原はるみ』6号
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6号のメイン特集は、『気楽においしい、おもてなし。』。買い物、準備・コツ、そして料理まで、栗原さんのおもてなしの段取りをお伝えします。お客さまに喜ばれるメインと、簡単な付け合わせのレシピもたっぷりです。この一冊があれば、家族や親しい人と集まろうとなったとき、気負わずにわが家に呼べるようになるでしょう。
そして、別冊付録は2024年のカレンダーと、焼き菓子のレシピの小冊子。カレンダーは、昨年より大きく、スケジュールが書き込めるようになりました。
もうひとつの別冊は、栗原さんが家族や仕事仲間のために、日々作っている定番の焼き菓子のレシピをまとめました。材料を用意すれば、手のかからないものばかり。
キッチンから漂う甘く香ばしい香りで、幸せな気分になれます。
他にも豆腐とお餅料理の特集、ひとりごはんのレシピ、
お取り寄せの新連載など、盛りだくさんです。
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メイン特集『気楽においしい、おもてなし。』
おもてなしだからといって、気を張らなくても大丈夫。
お客さまに喜ばれるメイン料理と、簡単な付け合わせのレシピを
たっぷりを紹介します。栗原さんのおもてなしのコツと買い物リストも。
●まずは、買い物から。
●人が来る、その前に。
●歓声があがる、メインとつけ合わせ。
盛り上がるのは、ローストビーフ/手作りサーモンマリネを、和洋に楽しむ/40年前から作り続ける牛肉の煮込み/フライドチキンでカジュアルに/ワインに合う魚介のスープを
料理特集 『主役になる豆腐とお餅。』
食べ方もマンネリになり、脇役になりがちな2つの食材を、
切り方と自由な発想でメイン料理に。
こんなにおいしく食べられるのか、と驚かれること間違いありません。
長ねぎいっぱいの温やっこ/豆腐のから揚げ/湯豆腐ビュッフェ/絹さやの白あえケーキ/豆腐ステーキ/焼き餅の親子丼/揚げ餅のみぞれ鍋/揚げ餅の小松菜あんかけ/餅入り茶碗蒸し/揚げおかき など
『連載 自分のために、ひとりごはん。』
ひとり暮らしだからこそ、自分が食べたいものを、好きなときに楽しく食べたい。残りものもおいしく食べきりたい。そんな想いを込めた、一人分のレシピ。
えびとねぎの混ぜそば/れんこんもち/チャーシュー2種/みそ漬け/チャプチェ/サムギョプサル など
ファッション特集 『冬の服、ちょっと一杯。』
気楽に行けて、楽しい立ち飲み屋へ、冬のカジュアルな装いでお出かけ。
『京都ガイドブック『私の京都』が発売になりました。』
ガイドブックを作った理由、京都への思い、そしておすすめしたい場所を紹介します。
『新連載 日本中から、お取り寄せ。』
全国のおいしいものを、聞いて探して、取り寄せて。選りすぐりのおすすめを紹介します。
2つの『特別付録』
①『別冊 気軽に、焼き菓子。』
栗原さんが家族や仕事仲間のために、日々作っている
定番の焼き菓子のレシピを、小冊子にまとめました。
材料を用意すれば、手のかからないものばかり。キッチンから漂う甘く香ばしい香りで、幸せな気分になれます。
②『暮らしとカレンダー 2024』
栗原さんの暮らしの風景を切り取ったカレンダー。
昨年より大きく、スケジュールが書き込めるようになり、15ヵ月分収録しているので
4月始まりの2024年度カレンダーとしても使えます。
●有料会員 月額550円(税込)
特典の詳細・お申込はこちらから>>
前回記事「料理家・栗原はるみ76歳「年齢から“マイナス10歳”してみたら、心も体も軽くなった」」>>
からの記事と詳細 ( 栗原はるみの定番クリスマスケーキは?「忙しい人はデコレーションだけでも」 | パーソナルマガジン 『栗原はるみ』より - mi-mollet(ミモレ) )
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