2020年03月04日16時52分
農林水産省は４日、新型肺炎拡大の影響でイベントの中止が相次いでいる事態を受け、使われなかった食材情報を集約し、全国の「フードバンク」に提供する取り組みを始めた。多くの食材を一度に受け入れ切れない実情に配慮し、各地の需給に応じたマッチングの実現を目指す。
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フードバンクは、規格外の食品、飲料をメーカーや小売店から引き取り、福祉施設などへ無償提供する団体。情報集約の対象は宴会やパーティーなどの開催中止や、学校給食停止により発生した余剰食材で、消費・賞味期限を過ぎた商品は含まれない。農水省は提供元として食品メーカーや外食業者、ホテルなどを想定している。
農水省は事業者からのメールで食材情報を取りまとめ、全国１３０のフードバンクに一斉送信。受け取りたい食材を見つけたフードバンクは、事業者と直接やりとりする仕組み。同省は食材寄付の実績を、ホームページで随時公表する。 
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March 03, 2020 at 11:52PM
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農水省、福祉向け余剰食材の情報提供 新型肺炎によるイベント中止相次ぎ - 時事通信ニュース
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