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Wednesday, March 4, 2020

瀬戸、東郷は給食食材の一部廃棄 新型肺炎、一斉休校 - 中日新聞

 新型コロナウイルスの感染防止対策で小中学校が一斉に休校となり、尾張東部地域の各自治体の給食センターは、給食で使うはずだった食材のやりくりに追われた。県内では一部の自治体で給食食材の販売会が行われており、住民から問い合わせを受けた給食センターもあったが、いずれも販売会を行う予定はないという。

 一宮市では二日、食品ロスを減らそうと、食材の発注を行う一般財団法人「一宮市学校給食会」が即売会を開き、生活困窮者の支援団体に渡した残りの食材を販売し、売り上げでキャンセルできなかった食材費の補填(ほてん)をした。だが、尾張東部地域の各給食センターはいずれも自治体が食材発注や管理をしており、行政は営利目的の転売ができないため、販売会は実施しない。

 尾張旭市、長久手市、日進市、豊明市は、ほぼすべての食材をキャンセルでき、いずれも廃棄分はないという。冷凍食品など日持ちする食材に関しては、尾張旭、豊明市が四月以降の給食に回すほか、長久手市は保育園給食に転用。日進市は自園調理している保育園や児童養護施設に提供して対応した。

 瀬戸市はキャンセルできずに納品した二日分について、日持ちしない根菜類を廃棄。市によると、損害は概算で、小中学校の一日の給食費約三百万円の内の数%になるという。一方、調味料や、グリーンピース、枝豆は四月以降に利用するとして廃棄していない。

 東郷町給食センターでは、キャンセルが間に合わなかった二日の給食約四千八百食分に使われる予定だった野菜などを、購入した上で業者に廃棄を依頼。納品業者によると、ネギは農家に返品したという。

 (平木友見子、吉本章紀、西川侑里)

◆瀬戸市の公共施設51カ所を利用中止

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、瀬戸市は四日、五日から市文化センターや瀬戸蔵など市内五十一カ所の公共施設の利用を原則中止すると発表した。三十一日まで。

 市によると、利用中止となる公共施設の中でも、受け付け業務などの対応をする施設もあるといい、詳細は市ホームページで順次掲載していくという。

 また、五日から市役所の産業政策課内に、中小企業・小規模事業者を対象とした経営相談窓口を設置。経営継続に必要な金融支援制度や雇用調整による従業員の給与などの相談に応じる。午前八時半〜午後五時十五分。 

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