この製法は「ビーン・トゥ・バー」と呼ばれ、同店は昨秋始めた。社長でパティシエの清水慎一さん(45)が、チョコレートを知らない貧しい子どもがカカオ豆を栽培している状況を変えようと計画。子どもの収入を増やすため、豆を正当な価格で買い取る。品評会は品質を競うだけでなく、カカオ豆の栽培農家支援も目指している。
出品するのは、酸味の強いタイの豆に、後から辛味を感じる地元の「内藤とうがらし」を加えた物と、同じ豆に内藤とうがらし、ゆずこしょう、さんしょうなどを加えた2種類。1カ月半ほどかけて考案し、26日には8月半ばから地区大会の開かれる台湾に発送した。結果は9月末に出るという。
清水社長は「地元食材も使い、酸味や辛味など複数の味を時間差で感じる面白い物ができた。いい結果を残し、地元を活気づけたい」とする。2種類のチョコレートは8月1日に発売。価格は未定。
(7月27日)
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July 26, 2020 at 05:34PM
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伊那のチョコ 国際品評会に 地元食材加え「世界に市を発信」 - 信濃毎日新聞
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