サーディンパセリライス…無病息災を願うにふさわしい食材 - 読売新聞

　明日は節分ですね。最近は、節分といえばさまざまな具材を巻き込んだ太巻き寿司「恵方巻き」を食べる方が多いようです。しかしその他にも、豆まきをして、自分の年の数だけ豆を食べたり、そばやコンニャク、けんちん汁などを食べるなど、古くから多くの風習があります。

　また、イワシを焼いて食べるという風習もあります。イワシを焼いた時に出る煙と臭いが、邪気を追い払うと言われていますが、最近はその煙や臭いのため、家庭で魚を焼くことを敬遠する方も多いかと思います。しかし、イワシには、ＥＰＡ（エイコサペンタエン酸）やＤＨＡ（ドコサヘキサエン酸）といった脂肪酸やカルシウムなどの栄養素が豊富に含まれているので、無病息災を願って食べるにはふさわしい食材です。

　今回は、すでに加熱済みのイワシ、オイルサーディンを使い、手軽にイワシを食べられるレシピをご紹介します。炊飯器に入れて炊くだけの簡単料理なので、とても手軽です。今年の恵方巻きの代わりにいかがでしょうか。

［作り方］

（１） ニンニクをみじん切りにする。

（２） 米を研ぎ、炊飯器に入れ、（１）とオイルサーディン、ミニトマトをのせ、炊飯器の表示通りの水加減で炊飯する。

（３）

炊き上がったら、パセリのみじん切りを加えて混ぜる。味を見て足りないようなら塩をふる。

（レシピ作成　アスリートフードマイスター　田代由紀子）

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