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福島県が県内全域の酒類を提供する飲食店などに営業時間の短縮を要請してから2週間。
取引が減った地元ブランドの食材を守り続けていくために飲食店がサポートしている。
居酒屋安兵衛・早川健児店長:「これがうちで出している、郡山ブランド野菜のキャベツ、冬甘菜です」
JR郡山駅前の「居酒屋安兵衛」が8年ほど前から仕入れる鈴木農場のキャベツ。
瑞々しく歯ごたえがあり、何よりも甘みが特徴。
このキャベツを楽しめるのが冬の人気メニュー「福島牛もつ鍋」。
しかし、感染拡大により、先月の売上は去年の4割まで減少。
県からは1日4万円の協力金が支給されますが、午後8時までの時短営業では利益を出せない。
それでも休業を選択しなかった背景には、生産者への思いがある。
「居酒屋安兵衛」を始め県内外の飲食店、約30店と取引する郡山市の鈴木農場。
飲食店との取引が売上の半分を占めるため、今月の注文量は先月より約3割減少。
「巣ごもり消費」により直売所の売上は1割程増えましたが、マイナス分のカバーには至っていない。
鈴木農場・鈴木智哉さん:「本当に(飲食店が)大変な状況なのは、すごく分かっていますし、その中でも生産者のために、と思ってくれている飲食店に頭が上がらない状況ですね」
お互いに厳しい状況だからこそ、「居酒屋安兵衛」の早川店長は二人三脚で立ち向かっていこうと考えている。
居酒屋安兵衛・早川健児店長:「飲食店だけでなく、もうちょっと(対象を)広げた支援なり、協力金を出していただけたら、いいのではないかなと感じております」
地元ブランドの食材を守り続けていくためにいま正念場を迎えている。
からの記事と詳細 ( 農家を支える居酒屋の取り組み 地元ブランドの食材を守るために【福島発】 - FNNプライムオンライン )
https://www.fnn.jp/articles/-/138140
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