[ワシントン 4日 ロイター] - 日米などの国際研究チームが、木星の約4倍の質量を持つ形成過程の原始惑星を直接観測することに成功した。4日付の英科学誌ネイチャー・アストロノミーに掲載された。
研究者らがすばる望遠鏡(米ハワイ州)やハッブル宇宙望遠鏡など用いて、約500光年の距離にある誕生後約200万年の若い恒星「ぎょしゃ座AB星」を観測したところ、その周辺を円盤状に取り巻くガスとちりの中に原始惑星「AB Aur b」の姿を捉えた。
太陽系外惑星はこれまでに約5000個発見されているが、今回見つかったものは最大級のもの。
研究者によると、この惑星は地球─太陽間の距離の93倍の軌道を公転。太陽系の巨大惑星のようにコア成長後に周囲のガスを集めて成長したのではなく、自己重力によって形成されたと考えられるという。
からの記事と詳細 ( 巨大惑星の形成過程、直接観測に成功 すばる望遠鏡などで - ロイター (Reuters Japan) )
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