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Thursday, September 29, 2022

トレンドは「濃厚&とろける」 ローソン、秋の新作チーズケーキは想定上回る人気 - 産経ニュース

ローソンの秋の新作「濃厚生チーズケーキ」(税込248円)

コンビニ大手「ローソン」(東京都品川区)は、今トレンドの、チーズの濃厚な味わいととろけるような食感を楽しめる秋の新作スイーツ「濃厚生チーズケーキ」(1個あたり税込248円)を投入した。9月26日から全国のローソン店舗で順次発売し、広報担当は「売り切れ店が目立った」と好調な滑り出しを喜ぶ。

チーズの比率を高める

「濃厚生チーズケーキ」は、ミルクの風味が豊かで、絹ごし豆腐のように口どけなめらかなデンマーク産のクリームチーズと、クリーミーでコクがあるオーストラリア産のクリームチーズの2種類を使用。クリーム部分に小麦粉を使わず、チーズの比率を高めることで、濃厚な味わいを実現した。

それでいて、口の中ですっと溶けるような、軽やかな舌ざわりが特徴。隠し味にライム、イヨカン、ヒュウガナツを加えることで、飽きのこない、すっきりとした甘さとほのかな酸味が生まれ、後味の良さを引き立てる。

発売を開始してから3日間で約50万個(速報値)を販売したといい、広報担当は「想定を上回る反応に驚いている」としている。

コロナ禍でのトレンド変化

商品化のきっかけは、新型コロナウイルス禍に伴うチーズケーキ市場のトレンドや消費者ニーズの変化だった。

チーズケーキ市場は、定番のベイクド、レア、スフレ、ニューヨークをはじめ、2018年から2019年にかけて流行したバスク風、その後もお取り寄せ、冷凍・・・と、タイプもトレンドも多様化しており、それぞれが年々、少しずつ変化を遂げてきたという。

ローソンは、この約1年間の「濃厚生チーズケーキ」開発の過程で、「各社チーズケーキのトレンドは、『濃厚な味』と『とろける』が共通点」(広報担当)と判断した。

また、新型コロナウイルス禍に伴い、チーズケーキをはじめとするコンビニスイーツへの一般消費者のニーズも変化したという。

広報担当によると、もともと「癒しや自分へのご褒美、間食へのニーズが目立った」が、新型コロナ禍で家で過ごす顧客が多くなった結果、それらのニーズは一段と強まったようだという。さらに、「なるべく買い物は低価格で済ませたいが贅沢感を味わいたい、季節感を感じたい-といったニーズも顕在化してきた」とみている。

ローソンでは、これらトレンドや消費者ニーズの変化を踏まえ、「濃厚生チーズケーキ」の商品化に踏み切った。広報担当は「濃厚な味わいと、とろける⾷感を同時に味わう。不思議な感覚だと思う。今後も貪欲に消費者ニーズを発掘し、喜んでもらえる商品の開発に努めたい」と話している。(高橋天地)

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