ソニーは、4Kブラビアの2023年モデル、2022年モデルのアップデートを公開。ゲームメニュー内の機能に、画面のサイズを変更できる「画面サイズ調整」を追加した。
画質モードを「ゲーム」に設定し、リモコンの「操作/録画」ボタンを押すことで表示できるゲームメニュー内に「画面サイズ」と「画面サイズのカスタム設定」が追加。「画面サイズ」を全画面からカスタムに変更することで、「画面サイズのカスタム設定」から画面サイズを変更できるようになる。
- 2023年モデル
A80Lシリーズ、X95Lシリーズ、X90Lシリーズ、X85Lシリーズ、X80Lシリーズ、X75WLシリーズ - 2022年モデル
A95Kシリーズ、A90Kシリーズ、A80Kシリーズ、X95Kシリーズ、X90Kシリーズ、X85Kシリーズ、X80Kシリーズ、X80WKシリーズ
【対応モデル】
変更できるサイズは、インチ数に関わらず最小が30%、最大が100%。リモコンの上下ボタンで大きさを決めて、決定ボタンを押すことでそのサイズで表示されるようになる。なお、表示位置は中央下で固定され、表示位置を変更することはできない。
画質モードをゲームにすれば、ゲーム機の接続に限らず利用可能なため、例えば、PCの画面を表示させて画面サイズを調整することで、テレビを業務用のモニターとして使うこともできる。
この機能は、「テレビは大型が良いが、ゲームをプレイするには画面が大きすぎる」というユーザーの声から開発されたもの。RPGなどでは大きな画面で没入感を味わえる一方で、シューティング、FPSなどにおいては、大きな画面では視野内に画面が収まらないことから、状況把握がしにくいという。そういった用途に合わせてモニターを複数用意することでも解決は可能だが、テレビ1台でこの課題を解決するためにブラビア側が対応した。
特徴は画面サイズを変更しても、ブラビアの映像美、低遅延性が失われないことで、解像度を除いて、100%表示と同じスペックで動作するという。表示サイズを小さくしても、テレビの画像処理などを維持できることが、技術的に困難な点だったという。表示位置が中央下に固定されていることも、処理工数を配慮したためとのことだ。
実際に65型のブラビアを使用して、サイズを変更してゲームをプレイしてみたが、100%表示で離れた位置からのプレイと、45%表示で近づいてプレイした感覚にあまり差異は感じなかった。
なお、表示サイズが小さくなることで、若干画面が暗く感じたのだが、これはブラビア側の光量が落ちているのではなく、人の目の仕組み上、大きく表示されたものの方が明るく見えるためとのことだ。
サイズの調整はスムーズにできるため、ゲームジャンルに合わせて変更したり、視聴位置や部屋の状況に合わせて切り替えるといったことも簡単に行なえそうだ。
からの記事と詳細 ( 大画面TVでFPSプレイしやすく、ソニーブラビア「画面サイズ調整」体験してみた - AV Watch )
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科学&テクノロジー
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