和食店「お粥(かゆ)とお酒ANDONシモキタ」(世田谷区代田2、TEL 03-5787-8559)が下北沢にオープンして1カ月がたった。(下北沢経済新聞)
日本橋の「おむすびスタンドANDON」の姉妹店。店主の武田昌大さんは秋田県出身。デジタルコンテンツ業界で働いた後、故郷の農業を元気にするため2010(平成22)年、「若手米農家集団トラ男(トラクターに乗る男前農家集団)」を結成。単一農家産の米を販売する通販サイト「torao.jp」の運営を始めた後、「おむすびスタンドANDON」を出店した。
コンセプトは「ホッと整う、一日の始まり」。朝=おかゆ、お昼=おむすび、午後=デザート、夜=おでんと日本酒、をコンセプトにメニューを用意する。「下北沢を朝から元気にしたい。一日を始まりから楽しめるようさまざまなメニューを用意している」と武田さん。
おかゆやおむすびには、秋田県の単一農家産・単一品種米を使う。おむすびは羽釜で炊き、具材は「馬肉の柔らか煮」「ぼだっこ」「いぶりがっこチーズ」など秋田の物をそろえる。おかゆは秋田県産・比内地鶏の鶏だしで炊きあげる。デザートは、比内地鶏の卵を使ったプリン、米粉を使ったミルクプリン、酒かすを使ったチョコレートなどを用意する。
メニューは、「比内地鶏団子のおかゆ」(800円)、「黄身のだしじょうゆ漬けおむすび」(380円)、「だまこカレースープ」(600円)、比内地鶏スープを使った「おでん盛り合わせ5種」(1,500円)など。メニューは全品テークアウトに対応する。
ドリンクは、秋田県の日本酒をはじめ、クラフトビール(常時5種類以上)、リンゴジュース「にっこりんご」、米こうじ甘酒「komeama」なども秋田県産にこだわる。
武田さんは「ホッと整いにお店に遊びに来てほしい。未知の秋田の食材や文化に触れてワクワクすること間違いないはず」と話す。
営業時間は8時~20時。月曜定休。現在は、コロナウイルスによる自粛で営業時間を10時~20時に短縮している。コロナウイルス対策として店員のマスクの着用、消毒の徹底、十分な換気を行っている。
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